ラクターゼという酵素が不足している日本人は、もともとラクトースを分解できない体質なので、牛乳を飲んでも下痢してしまうということがよくあると思いますが、自分自身も特に30歳を越えてからはあまり飲むことはなくなりました。


とはいっても家の冷蔵庫を開けると牛乳が入っているので、たまに少しだけ飲んだりします。


ニンニクを摂った後に牛乳を摂ると臭いがましになるということで、食後にぬるい程度に加熱して飲んだりします。

CozyKoji(コージーコージー)


成人になるとラクターゼが減少するという日本人でも、頻繁に牛乳を飲んでいるひとは、自然と乳耐性の腸になることもあるのではないか、と最近思います。


学校給食が始まる前は、もともと牛乳をあまり飲まなかった日本人ですが、私も小学生の時は、牛乳がイヤで(というか好き嫌いが多かった・・・)、無理やり飲まされる状況にはツラいものがありました。


中学~高校にかけては、がっつり成長したいとの思いで毎日ゴクゴク飲んでいると、知らぬ間に牛乳が好きになりました。


30代の時、一時ベジタリアンになったことがあって、その時以来、好んで牛乳や卵を摂ることはなくなったのです。


でも、先ほども書いたように、我が家の冷蔵庫には牛乳も卵もあるし、別にきらいではないので、普通に食しています。





牛乳と言えば、コロンビアには「アロス・コン・レチェarroz con leche 」というデザートがあって、その名の通り、お米と牛乳でできた甘いデザートです。


「ご飯と牛乳」とは、なんてグロテスクなハーモニーだ、と思われそうですが、実際食べてみると美味しいのです。


日本の「おはぎ」なんて食べ物は、「あんこ」と「お米」の組み合わせだし、組み合わせがありえないと思うかどうかは、ほとんどの場合、その文化圏の慣習や先入観によるところが多いと思います。




世界に誇る日本のグロテスク・ハーモニー・メニューの極地は、「たまごかけご飯」でしょう。


もともと、生で卵を食べることすら考えられないという外国の人たちにとって、その生卵をご飯の上にかけて混ぜて食べるなんてことは、「聞くに難し、行うはより難し」でしょう。




ついでに言うと、イランなどで日常されている、ご飯にヨーグルトをかけて食べるというのは、私個人的には大好きで、おすすめです。


最初この習慣に接したときは、ご飯にヨーグルトがかからないようにご飯をお皿の上で避難させながら食べていたのですが、慣れるとこれがまた格別の美味しさです。


ハンガリー料理のような濃い、もしくは辛い料理のところにヨーグルトがかかっていてマイルドさが混じるレシピや、インドカレーにおいてのヨーグルトに慣れている人には、理解可能なグッド・ハーモニーでしょう。


茶碗のご飯にヨーグルトをかけるのではなく、皿の上に、ライスの他にもデミグラスソース系のおかずなんかの濃い味のものがある時に、混ぜて食べると美味しさアップです。



何も書くことを決めずに好きな写真をUPして、その写真から思いつくままにブログを書いていくことが多いのですが、今日は牛乳の話から始まって珍しく食べ物の話になりました。


ちなみに、私は「何を食べても「うまい」とか「うまっ!」しか言わん」と笑われることが多い幸せな人間です(笑)。