政治の方向が大切です。再生可能な自然エネルギーか、原発か。国民の選択次第です | まるちゃんの囲炉裏談議

政治の方向が大切です。再生可能な自然エネルギーか、原発か。国民の選択次第です

 原発の不安が地震で広がりましたが、コストの面からも安いというには放射性のゴミの処分費用抜きというからくりもあり嘘であります。

 ドイツでは緑の党の政権参加で原発に別れを告げ、2000年施工された再生可能エネルギー法で、本格的な取り組みがスタートしました。

 長い間太陽光発電の容量では日本が世界一でしたが2005年にはドイツに追い抜かれました。

 法は個人や団体が、太陽、風力、バイオガスなどの自然エネルギーで発電した電力の買取を、電力会社に義務付け、2004年には買い取り料金の大幅な改正が行われ、購入する金額30円に対して太陽光発電の電気は75円で20年間もの長期にわたり買い取らせることにしました。

 ちなみに日本は,26円(7,8,9月は32円)で電力会社は供給し、同じ値段で買い取っています。

 私の例で恐縮ですが、今までの電気ガス代が年約10万円でしたが、15年のローンで買いましたので年間20万円の償還です。昼間の発電量は使う電気を上回り売っていますが年間5万円ほどになります。

 もしこれが、売電価格が2、5倍になりますと15万円ですが、今までの電気代より安く購入できることになります。

 ドイツはこれを実行しているのです。そして他にも風力発電や農家などのバイオガス発電、又太陽熱温水器なども急成長しています。

 一部の大企業の仕事だった電気を作る産業は、多くの個人や団体の仕事になり、二酸化炭素の発生抑制もあいまってもてはやされ、雇用の増加にも貢献しています。

 つまり原発にお金を使うか、自然エネルギー発電にお金を使うか、原油が高騰して右往左往させられている今こそ、選択の時であります