婚活刑事さくら（勝手な自白は許さない巻）

あっさり口をわる口の軽い婚活刑事サクさんです

（第一章はこちら→★）



さて、決戦の金曜日。いつものごとくモンローは遅刻。
4人で先にメニューを眺めながら当たり障りない会話に。



モンロー到着で事が一気に動き出す


（モンロー）
「ちょっとぉ～、この前の合宿どぉ～だったのぉ～
ステキなハプニングとかないのぉ～」













隣に座っていたデカ長と目が合うサクさん


（さくら）
「あ～、なんかすっごい寒くてスコアがのびなくってさぁ～。
やっぱ冬のゴルフは厳しいね」




「あっ、そうなんだぁ～。
じゃぁ、みんなは今回合宿に参加した中でだったら誰と間違い起こしたいのぉ～
わたしぃ～、石川くん（←すみれちゃんがいちゃついた男子）
ねぇ、ねぇさくらは誰がいい」











やっぱり想像通りモンローとばしまくり…




「全員無理…」




「えぇ～、じゃあすみれちゃんはぁ～、誰がいいのかなぁ～」






（すみれ）
「えっ…。うん…。あっ、そういえばさくらちゃんは
合宿の時の事聞いた」













「えっなになに超楽しげぇ～何があったの」





わたしが返事する前に
前のめりで食いつくモンロー…





しかし、ここでは口の固いサクさん。
モンローの前のめりは想定の範囲内。さくっと無視して
「えっ何のこと意味わかんない…」



「あっ、そうなんだ…。えっとぉ～、どうしよっかなぁ～」




もったいつけるすみれちゃん





「えぇ～、ちょっと何何なのぉ～超気になる。
ちょっとぉ～、人前でできないような恥ずかしい事とかしちゃったのかなぁ～」








モンローある意味ご名答
すみれちゃんは通常人前でできないような事を、
逆に人前でしちゃいましたっ























「モンローが誰よりも恥ずかしい事しまくってるじゃん。
それ以上の人なんていないから」





ずっと無言を貫いていたデカ長まこちゃんの厳しいつっこみ





デカ長の厳しいつっこみでで話がそれ、
すみれちゃんの勝手な自白が阻止された今日この頃










その後もすきあらば
「わたしもぉ～、この前の合宿でよっちゃってぇ～」

（ガンガン、カクテルを頼みながら）
「この前の合宿で酔っちゃったから、
もうお酒やめようと思ってたけどぉ～、女の子同士だから今日はいいかなと思ってぇ」


「お酒の勢いわたしもいけたらなぁ～。はぁ…」






すきあらば何か言おうとするすみれちゃん

それに毎回のっかろうとするモンロー

そしてことごとく会話の腰を折るデカ長まこちゃん






「モンローなんて毎回記憶ないじゃん」


「あっ、そうだったぁ～」






そして、まこちゃんの厳しいつっこみの後は
「あっ、そういえばぁ～
この前ぇ～」
と呑気に自分の話をしまくる陽気なモンロー










婚活刑事の前では勝手な自白は御法度だよ








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