暫くご無沙汰致しました。
お仕事で忙しくしていて記事を書く時間が取れませんでしたが、今日はどうしても触れたい話題があり、初めて携帯から記事を書きます。
昨年大変な論議となった「郵政民営化」に反対し、自民党を離党させられた12人の議員の内、平沼元経産大臣を除く11人の無所属議員の復党が適う見込みとなりました。
政治信念を持つ身として、昨年、自らの意志に反して所属する政党に離党届を提出することは、断腸の思いだったことでしょう。
ちょうど昨年11月、離党届を提出した後の議員の方にお会いしました。
「出してきましたよ」というお言葉に、私はただ黙って頭を下げるしかありませんでした。
あれから一年。
『誇り高き無所属』と自称していましたが、政党政治の制度の中で無所属でいることは政治的に無力で、有権者のためによい貢献ができません。これは何より復党の理由になります。
資金面で困難なことも事実です。
「自由民主党」党員の肩書きも早く取り戻したかったでしょう。
自民党に復党できることは大変喜ばしいことですが、今回のような形での復党には大変快くないものを感じます。追求すれば昨年の郵政解散選挙。いえ、党としての郵政民営化問題の取り扱いそのものに疑問を感じます。
本来ならば党の方から、頭こそ下げずとも、「帰ってきて頂く」ことであるのに、誓約書の提出を求めることに、大変憤慨しました。
今日になるまで、12人の議員の方々がどのような結論を出すか大変注目されましたが、蓋を開ければ全員が復党願いを出し、平沼さんだけが誓約書に署名しなかったので、復党のチャンスを得られないでしょう。
今回の復党問題を古い体制の復活という言い方をする人もいますが、それは違うでしょう。
政党政治の体制の中にあっても、自由に意見を言えない風潮はあってはならず、それを発言したら離党では、充分な発言や信念を持てません。
どうしてもこの一連の出来事には納得できないので、私は復党できない平沼さんの意志に共感し、また信念を尊重しすぎても、政党に属さないことは無力であると言わざるを得ませんが、復党に向けて動いた11人の議員の方々に無念さを感じないでもいられません。
複雑です。
復党の光明が見えても、私は今日まだ懇意にさせて頂いている方にも、ご挨拶を申し上げられないでいます。少なくとも「おめでとうございます」とは言えず、「お疲れ様でした」としか言葉がありません。
本来なら喜ばしいはずの復党ですが、すっきりしない感覚のみならず、平沼さんの復党を阻んだことで、これが自民党の崩壊の始まりになるような危惧を感じずにはいられません。
昨日からの報道の中で、『真の保守本流の見直しのとき』と発言した評論家がいました。
然り。
平沼さんは新党を結成するでしょう。そこに共感、或いは現在の自民党に失望する人が、党派を越えて集うかもしれません。これから3年~5年後、大きな再編、自由民主党の終焉となるような気が強くしてきました。
私は根っからの保守で、物心ついたときから自民党があり、支持してきました。自民党への愛着はありますが、そもそも自民党は「自由党」と「民主党」が合併して誕生した経緯などを思うと、保守本流の再建は信念のあることで、望ましいことかもしれません。
5年後、政治は… 私は… どうなっているのでしょうか。
お仕事で忙しくしていて記事を書く時間が取れませんでしたが、今日はどうしても触れたい話題があり、初めて携帯から記事を書きます。
昨年大変な論議となった「郵政民営化」に反対し、自民党を離党させられた12人の議員の内、平沼元経産大臣を除く11人の無所属議員の復党が適う見込みとなりました。
政治信念を持つ身として、昨年、自らの意志に反して所属する政党に離党届を提出することは、断腸の思いだったことでしょう。
ちょうど昨年11月、離党届を提出した後の議員の方にお会いしました。
「出してきましたよ」というお言葉に、私はただ黙って頭を下げるしかありませんでした。
あれから一年。
『誇り高き無所属』と自称していましたが、政党政治の制度の中で無所属でいることは政治的に無力で、有権者のためによい貢献ができません。これは何より復党の理由になります。
資金面で困難なことも事実です。
「自由民主党」党員の肩書きも早く取り戻したかったでしょう。
自民党に復党できることは大変喜ばしいことですが、今回のような形での復党には大変快くないものを感じます。追求すれば昨年の郵政解散選挙。いえ、党としての郵政民営化問題の取り扱いそのものに疑問を感じます。
本来ならば党の方から、頭こそ下げずとも、「帰ってきて頂く」ことであるのに、誓約書の提出を求めることに、大変憤慨しました。
今日になるまで、12人の議員の方々がどのような結論を出すか大変注目されましたが、蓋を開ければ全員が復党願いを出し、平沼さんだけが誓約書に署名しなかったので、復党のチャンスを得られないでしょう。
今回の復党問題を古い体制の復活という言い方をする人もいますが、それは違うでしょう。
政党政治の体制の中にあっても、自由に意見を言えない風潮はあってはならず、それを発言したら離党では、充分な発言や信念を持てません。
どうしてもこの一連の出来事には納得できないので、私は復党できない平沼さんの意志に共感し、また信念を尊重しすぎても、政党に属さないことは無力であると言わざるを得ませんが、復党に向けて動いた11人の議員の方々に無念さを感じないでもいられません。
複雑です。
復党の光明が見えても、私は今日まだ懇意にさせて頂いている方にも、ご挨拶を申し上げられないでいます。少なくとも「おめでとうございます」とは言えず、「お疲れ様でした」としか言葉がありません。
本来なら喜ばしいはずの復党ですが、すっきりしない感覚のみならず、平沼さんの復党を阻んだことで、これが自民党の崩壊の始まりになるような危惧を感じずにはいられません。
昨日からの報道の中で、『真の保守本流の見直しのとき』と発言した評論家がいました。
然り。
平沼さんは新党を結成するでしょう。そこに共感、或いは現在の自民党に失望する人が、党派を越えて集うかもしれません。これから3年~5年後、大きな再編、自由民主党の終焉となるような気が強くしてきました。
私は根っからの保守で、物心ついたときから自民党があり、支持してきました。自民党への愛着はありますが、そもそも自民党は「自由党」と「民主党」が合併して誕生した経緯などを思うと、保守本流の再建は信念のあることで、望ましいことかもしれません。
5年後、政治は… 私は… どうなっているのでしょうか。