裕美ちゃんのWedding Party当日...
裕美ちゃんは、純粋にお食事会だと思って来てくれたと思います。
レストランを通り抜けて、上の階のお支度部屋に案内されて、少しビックリ気味でした
ごめんね、裕美ちゃん...ビックリさせて。
裕美ちゃんはお部屋にかけられているウェディング・ドレスを見て、更にビックリ((((((ノ゚⊿゚)ノ
二人に初めて事情を話して、今日は是非裕美ちゃんにウェディング・ドレスを着てほしいと用意していることを話しました。
だけどこの後、
私たちの気持ちを受け入れて、すんなり支度に入ってくれて
ありがとう 感謝でした。
新郎カーくんは着替えるだけで終わるので、一郎くんに任せて遊んでてもらいました(笑)
裕美ちゃんはメイクさんに綺麗にお化粧してもらって、髪もセットしてもらい、ドレスに身を包むと、元々とってもキュートな裕美ちゃんが一層可愛く綺麗に
ドレスは裕美ちゃんにピッタリで、とてもよく似合ってた
ドレスもブーケも気に入ってくれて、よかったぁ(安堵)
裕美ちゃんが支度を終えてレストラン会場に降りると、お洒落して集った出席者たちが揃って、裕美ちゃん&カーくんを出迎えてくれました。みんなを見て驚くのも束の間、すぐに結婚行進曲が高らかに流れ、「人前」の形式で、「結婚宣誓書」にサインして、誓いの口付けもちゃんとしてくれました
ご好意で牧師役を務めて下さったレストラン・オーナーに感謝でしたm(_ _)m
この後はフランクにPartyです。
一郎くんの司会の下に会は進み、事前にお願いしていた方々や飛び入りも交えて、それぞれがスピーチや余興をして下さり、美味しいお料理は大人気で、ブッフェスタイルのお料理はあっという間にみんなのお腹の中に消えていっちゃいました(笑)
私は結局お料理は全然口にできなくて、
唯一ケーキだけを楽しめました(笑)
あっという間に時間は過ぎてしまい、私は裏方でバタバタのし通しで、ようやく落ち着いて着席したのは、ケーキ入刀の後でした。
裕美ちゃんが自分には花嫁姿を見せたい親がいないから、もう花嫁衣裳は必要ないと言ったのを聞いたときから、それでもやっぱり一生に一度の結婚だから、どうしてもウェディング・ドレスを着せたくて心に誓っていた裕美ちゃんの結婚式。形式はWedding Partyという形になり、式より披露宴を重視した形になりました。
親友のみこちゃんも「花嫁衣裳はいらない」と聞いて、「あぁ、そうなの」と応じられる娘ではなかったので、快く私のアイディアに賛成してくれたことに感謝(^人^)
私たちからのWedding Partyのプレゼント
裕美ちゃんにはナイショで準備を進めたので、当日突然ドレスを目の前に本当にビックリしたと思うけれど、私たちの気持ちを受け入れてくれた裕美ちゃんとカーくんに感謝。
本当は一度も迷わなかったわけではないの。無理強いしてるんじゃないかとか、これでいいのか・・・ 色々悩みました。
迷えばきりがないので、純粋に裕美ちゃんにドレスを着せたいという思いで突き進んだけれど、果たして二人の気持ちはどうだったか・・・
後で後悔しても何もできないので、自分たちの思いで準備し、みんなの好意で当日を迎えたのですが・・・
だけど最後に裕美ちゃんが
「必要ないと思っていたウェディング・ドレスだったけど、こうして着てみると・・・」
と言った途端、予期しない涙を流して声を詰まらせてしまったとき...
やって本当によかった(*゜▽゜ノノ゛☆
心からそう思い、真っ直ぐ裕美ちゃんを見つめながら、私も涙を流していました。
気が付けばみこちゃんも涙を・・・
裕美ちゃんとカーくんにはいい思い出となったことは間違いなく、その翌週には早速ビデオ大会を和やかに開催しました。出席者の返信はがきも、もとよりそのつもりだったけれど、希望により差し上げました。
準備は本当に大変で、始動し始めた5月から10月16日までの間、やることは本当に一杯ありましたヽ(゜▽、゜)ノ Partyが好きな私には苦痛はなく、将来の自分のときとで2度結婚式の準備が出来ちゃうくらいな気分で準備に勤しんでいましたけれど。
やはり思えばきりがなく、裕美ちゃんが自分で探していたら、もっと違った会場を選んだんじゃないか?!とか、違うドレスを選んだんじゃないか・・・とか、考えてしまいます。一生に一度のことなのに、自分で選べなかったこと、ごめんなさいね。
ときどきはそれを思ってしまうことも、ありますよ。
たけど、Wedding Partyのプレゼントは本当に喜んでもらえ、やってよかったと心から感じてくれたようで...よかった...
その後7年経っても自分の結婚式の準備をする機会もなく、まだ経験したのは一回の準備っきりです。
はははっ(大笑)
だけど・・・ このときには純粋にその準備を楽しんでいたので、この後私自身のことで人生最大の後悔を残すことになるとは、まだ気付いていませんでした。