大好きなものばかり 記事にしてしまう私です。。
写真の大きなダイヤモンドは
世界で一番美しいといわれるダイアモンド
《レジャン》 Regent 140.615カラット
長さ3.05cm 幅 2.89cm 厚み2.03cm
ルーブル美術館の アポロンの間 とよばれるお部屋にある
中央のガラスケースの中に 他の宝石と一緒におさめられています。
1968年にインドのゴルコンダで発見され
1704~6年にイギリスでカットされ
その後 フランス王室に購入され
ルイ15世が一番初めに身に着けました。
戴冠式等では 王冠につけられる《レジャンですが
ルイ15世 16世とも 普段は帽子につけて日常的に着用してたと
いわれています
うらやましいです。。。
〔 ベルサイユのバラ やソフィア・コッポラ監督のマリーアントワネットの映画
での 晩年のルイ15世は ただの女好きなおじいさん になってますので
あまりいい印象をお持ちでない方も多いかもしれませんが
若き日のルイ15世は 女好きはかわらないもの
芸術を愛したものすごい美男子ですから とても似合われただろうなあと
考えるだけでまたまたうっとりします・・)
フランスは 警備は本当におおらかなので
レジェンの前にずっと立ってて じーとみてても何も言われません
もちろん他の方の見学の邪魔になりますので しばらく見つめて すこしどいて
またみつめて とかしたほうがいいですが
もう 動けなくなるくらい美しい 引き込まれるようなダイヤモンドです
このアポロンの間 というお部屋には
他にもたくさんの宝飾品が 展示されてますがいろいろな時代のコンパクトも展示されていて
あら??そのひとつに見覚えのあるものが。。。
ゲランのお粉のコンパクト!! にそっくりなコンパクトがあります
もちろん 本家本元はこちら で ルイ15世時代に使われたものらしいです
こういう 時と空間を越えて愛されるデザインって素敵ですね
《レジャン》は 誰が見ても最高に美しいダイヤモンドですが
ダイヤモンドは みなさまご存知のように 4C
1、CUT カット カットされた後の形 カットの仕方 技術
2、COLOR ダイヤモンドの色
3、Clarity ダイヤモンドの透明度
4、 Carat 石の重さの単位 1カラットは 0.2g
で 品質がきまるといわれておりますが
一番大切なのことは 照り=輝き だと
宝石の専門家の方々から教えていただきました。。
不思議なのですが 品質的には
Dカラーでフローレスでトリプルエクセレントカットのようなものでなくても
それ以上に 照り= 輝き があるものがあるのです
そして何より 自分に似合うこと がとてもとても大事なようです。。
素晴らしいものが 自分に似合うためには
自分をそこまで 引き上げることが必要になりますので
〔私の場合です そのままでお似合いになる方はうらやましいです。。)
外見だけでなく内面を磨くことが本当に必要だと
美しいものを見るたびに思うのです。。。。
美しいものといえば
王冠を賭けた世紀の大恋愛で有名なエドワード8世、後のウィンザー公爵の
夫人となった ウオリス・シンプトンが
私の動物園 と名づけて愛した
カルティエのパンテール〔豹 ひょう)のシリーズが
とても好きです。
ウオリスの所有していた大きな丸いカボションサファイアの上に豹がのっている
ブローチ〔写真)は 小さいころからの憧れのジュエリーでした
ちょっとおまけとして世界で有名な宝石をご紹介します^^
1、世界で一番大きなダイヤは
イギリス ロンドン塔の地下にある王笏(しやく) に飾られてます
ペアシャイプ〔洋ナシ形)のカリナン1世 530.2ct
別名 グレート・スター・オブ・アフリカ 〔アフリカの星)
原石は3106カラット。。。
〔2番目が カリナン2世で 317.4ct イギリスの王冠に飾られてます
原石は カリナン1世とおなじ カリナン兄弟は
いちばん小さい9世でも 4,4ct。。あります。。。)t最
もちろんカリナン1世が飾られている王笏(しやく) もカリナン2世が飾られている王冠も
厳重な警戒の元 ガラスのケースに入っていて
お部屋に入ると ベルトコンベアーのようなものの上にのって
停止することを許されずに見学するようになってます 汗
ですので このダイヤたち しっかり見ようと思うと何回もぐるぐる回らなければ
ならないんですね
ロンドン塔って 人を幽閉したり 処刑したりする場所ですから
私の人生において何回もいきたいところではないものですから
今世の見納めにと 何回もぐるぐるまわっていて
警備の方に注意された思い出があります
2、 世界で一番大きな ブルーダイヤ
みなさま ご存知のタイタニックの映画のブルーダイヤの
モデルとなったもの
呪われた ダイヤといわれ マリーアントワネットももっていた
ホープダイヤモンド
最後は ハリー・ウィンストンがスミソニアン協会に寄贈し
アメリカ ワシントンDCの スミソニアン博物館にあります
本当にブルーでキレイで ガラスケースが 自動で45度回転してまたもどるという
感じで いろいろな角度から見ることができます
ホープが 展示されている同じお部屋に
マリーアントワネットのダイヤモンドのイヤリングも 展示されていて
私はこちらばっかりみてました
3、 世界で一番大きい ルビー
アメリカ ニューヨークにある 自然博物館に展示されています^^
え??? こんなところに というほど ひっそりと展示されてますので
知る人ぞ知る という ルビーです
でも これも 呪われたルビーといわれているようで
ひっそり眠っているのが似合うのかもしれません。。
祖母の形見に
(いま カルティエで店頭で売られているパンテールちゃんたちは
みんな 経費削減のためか 緑の目がエメラルドでなくトルマリン??かなにかに
なっているようですね・・)
そのうち写真をUPしたいと思いますが
美しいジュエリーにふさわしい優雅で豊かな生き方が
永遠の憧れです^^
本当は
愛 とか 感謝の気持ちとか
誰もが心に持っている きらきらした夢のようなものなのかなと
思ったりもするのです。。
《レジャン》ダイヤモンド ルーブルのページです^^