【秩父市宮側町】(旧)秩父国際劇場 | 秩父観光情報ブログ

【秩父市宮側町】(旧)秩父国際劇場

突然ですが、我が町秩父には映画館が有りません。
山間の片田舎だからだろっ!って思った方、当たりのようで当たりではありません。
養蚕による織物産業の繁栄時にはそれに従事する者はもちろん多くの商人が全国から流入し当然プレイスポットもそれはそれは充実していたそうです。
商売上手で有名な近江商人などで現在もそのまま住みついてる方もいます。
当時は映画館もボーリング場も酒場も乱立し毎夜それはそれは賑わっていたそうです。
何せ最盛期には埼玉県の税収の半分を秩父地区が稼ぎ出していたそうですよ。
しかし、その後に繁栄をもたらしたセメント工場も撤退し今では地場雇用の唯一の頼りがキヤノン電子本社、他の主たる産業が見当たらず雇用不安を抱え、成熟しきれていない観光依存の色をますます強めつつある現在なのであります。時の移ろいは、はかないものですよね。
学者的な解説になってしまいました。(全部聞いた話で~すf^_^;)

ポスター
ところで、最近街中で目にするポスターがこれ!
一度は閉館した映画館を復興させるイベントの2回目です。
1回目の評判は聞いておりませんが、2回目ということは手応えが有ったということでしょうか。

劇場
現在の秩父国際劇場はこれ。
ふだんはシャッターが開いていて中はガランとしています、現在は上石建材さんの倉庫と聞いております。
上映時はパイプイスでも並べるのかな???

看板
ワタクシも初めて知ったのですが、キューポラっていうのは鋳物を溶かすコークス炉の事だそうだす。
埼玉県川口市を舞台にした映画のようです。
吉永小百合さんカワイイ(*゚ー゚*)
ちなみにワタクシの大のお気に入りは上戸彩チャンですが、何か?

それにしても主催のみやのかわ商店街振興組合さん団結力は恐れ入りますね。
様々なご商売がある中で組合として次々と企画を実現していく行動力には脱帽です。
国道をホコ天にしてしまうナイトバザール、電線の地中化、シャッターのアート化、歩道の装飾、最近は防犯カメラを設置してましたな。
秩父の中でも一番!?元気のあるこの町内を覗いてみませんか?
古き良き時代の片鱗が見えてくるかもしれませんよ~ヽ(゚◇゚ )ノ
もちろんこの周辺にも手打ち蕎麦の店がた~くさんあります、ゼヒ♪

【ポスターの内容】
秩父国際劇場復活!!
2日間限定 第2弾
懐かしの秩父国際劇場で映画を見よう!
上映日時 30分前開場
9/16(日) ①10:30~12:10 ②13:00~14:40 ③18:00~19:40
9/17(祝) ①10:30~12:10 ②13:00~14:40
『キューポラのある街』
真黒な煙が夕空に描く貧しい子らの希望の夢!
純愛コンビが謳いあげるしあわせのうた!!
監督 浦山桐郎 吉永小百合 浜田光夫 東野英治郎 北林谷栄 小沢昭一 殿山泰司
懐かしの川口ベーゴマセットプレゼント(各回5名様)
主催 みやのかわ商店街振興組合 協力 上石建材
チケット発売所 清水金物 0494-22-5307 以下略
※近隣のお店で購入できるようです。

●ガイドマップ
(旧)秩父国際劇場
※ページ内の住所をクリックで場所確認できます。

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