僅かな差だから、いつでも追い越せるという考え方が、取り返しのつかない差を生む | マーケティング経営 95%が知らない成功の心技

マーケティング経営 95%が知らない成功の心技

ビジネスプロデューサーでありコンサルタント会社CEOが、
「95%」の人が知らない「マーケティングを活用した実践経営術と戦略」を
マインド(心)・テクニック(技)・エモーショナル(感情)を織り交ぜて、
仕組みをやさしく解説&コーチング。

 
みなさん、こんにちは!
 
今日は、「僅か」をキーワードにして書いてみます。
 
 
うまくいってる会社やお店…
 
と、
 
うまくいってない会社やお店…
 
の違いというのは、ごく僅かだといわれています。
 
 
これを見て、
 
「えっ、そんなの違う…」
 
と思われた方も多いかもしれません。
 
 
たしかに、
 
差が開いてから違いを見ると、その差は歴然…
 
かもしれません。
 
 
では、
 
差が開く前の違い…
 
は、
 
どれくらいの差…
 
なんでしょうでしょうか…?
 
 
データを見てみると、
 
その差は、ごくごく僅か…
 
だったのです。
 
 
そこで、こんなケースを想像してみてください。
 
 
Aさんは、
 
3日で一文字のペース…
 
で、超難解な漢字を覚えています。
 
 
1ヶ月覚えても、たったの約10文字です。
 
 
Bさんは、これを見て、
 
「超難解な漢字であっても10文字覚えるのなんて簡単…」
 
と、高を括って、
 
努力を怠っていた…
 
のです。
 
 
では、これが一年経つとどうなるでしょうか…?
 
 
Aさんは、120文字の漢字を覚えているわけです。
 
 
ならば、Bさんは、これを見て、どう感じるでしょうか…?
 
 
超難解な漢字なんで120文字覚えるのは、ちょっと難しいかも…
 
と感じるのではないでしょうか…?
 
 
では、5年後は、どうでしょうか…?
 
 
Aさんは、600文字の超難解な漢字を思えているわけです。
 
 
このとき、Bさんは、どう思うでしょうか…?
 
 
ここが重要なんです。
 
 
その差が歴然と表れると、
 
こんなに差があるのは、僅かな違いではない…
 
と感じて、
 
差の大きさ…
 
に、頭を抱えてしまいます。
 
 
しかし、よくよく考えてみると、
 
僅かな違いの時に、なにも努力をしなかった…
 
ことに問題があるのです。
 
 
言い換えれば、
 
僅かに違いの時に手を打っていれば、優位に立てていた可能性もある…
 
ということなんです。
 
 
つまり、
 
ビジネスで勝ち残る…
 
ためには、
 
僅かな差なんて大したことない…
 
と高を括るのではなく、
 
僅かな差だからこそ、今がチャンスであり、努力のしどころだ…
 
と考えることが、重要だということです。
 
 
141220
 
 
僅かな差だから、いつでも追い越せるという考え方が、取り返しのつかない差を生む…
 
大きく差が開いてしまう前に対策を打つことがポイントですので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
 
ちなみに、今日の記事に関連して、「心理学」「経営学」「経済学」「社会学」「数学」「哲学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
 
 
 
■「みなさんへの質問」
 
みなさんの会社やお店では、同業他社との差に、真摯に向き合っていますか…?
 
「これぐらいならまだ大丈夫…」と高を括って、努力を怠っていませんか…?
 
僅かな差で、今なら大丈夫というときこと、大きなチャンスであり、努力のしどころなのではないでしょうか…?
 
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。