他人事の危険を自分事の脅威と感じ、その解決策を提示するから、購買行動に繋がる | マーケティング経営 95%が知らない成功の心技

マーケティング経営 95%が知らない成功の心技

ビジネスプロデューサーでありコンサルタント会社CEOが、
「95%」の人が知らない「マーケティングを活用した実践経営術と戦略」を
マインド(心)・テクニック(技)・エモーショナル(感情)を織り交ぜて、
仕組みをやさしく解説&コーチング。

 
みなさん、こんにちは!
 
今日は、「脅威」をキーワードにして書いてみます。
 
 
危険を認識しているのに、
 
回避しない…
 
なんて人は、いるでしょうか…?
 
 
データを見ると、こんな人は、あまりいないようです。
 
 
一見当たり前の事です。
 
 
なぜなら、
 
目の前に大きな崖あるのに、突っ込んでいく人はいない…
 
からです。
 
 
ただ、ちょっと視点を変えると、
 
興味深いヒント…
 
が浮き彫りになってくるのです。
 
 
そのヒントとは、
 
危険に脅威を感じれば、回避したくなる…
 
という点なんです。
 
 
「えっ、そんなのヒントでもなんでもないのでは…??」
 
と思われたかもしれません。
 
 
そこで、次のようなケースを想像してみてください。
 
 
Aさんは、危険に脅威を感じていませんでした。
 
 
自分事じゃないと思っていたのです。
 
 
そこで、Bさんが、
 
Aさんが脅威と感じてない危険…
 
は、
 
Aさんにとって、ものすごい脅威…
 
なんだと、
 
理解納得できる…
 
ように説明しました。
 
 
すると、Aさんは、どうするか…?
 
 
危機に脅威を感じて、
 
これは、まずい…
 
と考え、
 
それを回避しよう…
 
とするわけです。
 
 
ここがポイントなんです。
 
 
危険がある…
 
というだけでは、なかなかピンとこないのです。
 
 
たとえば、
 
お酒の飲み過ぎはよくない…
 
というのは、危険として知っています。
 
 
しかし、
 
これだけは、お酒をセーブしよう…
 
とは思いません。
 
 
ならば、
 
診断結果で、異常に悪い数値が出ている事実を告げられる…
 
と、どうでしょうか…?
 
 
自分事としての脅威となり、
 
ちょっとお酒をセーブしよう…
 
と思うはずです。
 
 
これは、お客さまの購買行動においても同じなんです。
 
 
たんに、そこに危険があるから、
 
この商品は必要です…
 
と言われてもピンとこないのです。
 
 
お客さまが、行動に移すには、
 
脅威が自分事…
 
であり、
 
脅威が自分に降りかかる可能性が高いケース…
 
で、
 
その脅威を回避する手段が提示されている…
 
ことがポイントになるのです。
 
 
つまり、
 
購買へと繋げる…
 
には、
 
お客さまに危険を認識してもらう…
 
だけではなく、
 
危険を脅威と感じてもらい、それは商品やサービスを使うことで、回避できる…
 
と思ってもらうことが、重要だということです。
 
 
140919
 
 
他人事の危険を自分事の脅威と感じ、その解決策を提示するから、購買行動に繋がる…
 
自分事の差し迫った脅威については、強力に回避行動を行おうとするものですので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
 
ちなみに、今日の記事に関連して、「心理学」「行動経済学」「社会学」「経済学」「経営学」「哲学」「数学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
 
 
 
■「みなさんへの質問」
 
お客さまに、たんに必要性だけを訴えていませんか…?
 
そこに危機があり、それは自分事の脅威であり、これを使えば回避できるというロジックで訴えていますか…?
 
商品やサービスを使うことが、回避行動に繋がると、お客さまに説明できていますか…?
 
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。