世界観 | 渋谷で働くマーケターたちのアメブロ

世界観

『ブランドとは何か?』



あまりに多く語られ、

議論されてきた『ブランド論』について、

いまさらわたくしごときが語るものではないと思うのですが、



今日は好きな”もの”について。




わたしは、『石』が好きです。



もちろんキラキラしたやつです。


平たくいうと、『宝石』です。



正確にデスクライブすると、



×アクセサリー

×宝石


○ジュエリー、ですね。



なぜ好きか、ということを考えたのですが、

石の持つ世界観が好きなんですね。




石の持つ世界観。




そもそものきっかけは、小学生の時、国語の教科書のなかに、

「資源のモト」みたいな章があって、

どうやって地球の資源は出来てきたか、みたいな説明が載ってたんですね。



で、それによると



” 石油とか、鉄鋼とか、石とか、


もちろんダイヤだって



水晶だって、



動植物の死体から出来てんぞっ!!



長い歴史をかけてね・・・。 ”




みたいな文章だったんです。平たく言うと。




で、石の世界観なんですけど、



死体だったものが、 (死体の前は生き物ね)

数億年あとに、

こんなキラキラして自分の手元にある『世界観』。



一言でいうと、


石の世界観とは『永遠』。


だと思います。

そこには、消費されない『何か』が存在していて

しかも、圧倒的で、おそらく不滅である、と。



その世界感にやられて、

わたしは給与所得の多くを

ジュエリーに消費します。

もしくは求めます。



文化にも、消費される文化と消費されない文化、がありますし、

ブランドだって、消費されるブランドと消費されないブランドがあります。



石の世界観の対極にあるのはスイーツとかかもしれないですね。



お菓子のもつ世界観って、


『はかなさ』


とかじゃないでしょうか。


『一瞬で消えてしまう甘くて綺麗なもの』的なね。



まー、気持ち悪い記事書きましたけど(キャラじゃない)、



『ブランドのもつ世界観』は私たちに夢を見させてくれる。



ある程度完璧に。


だからこそたかが財布、たかがリング、たかがバッグ、

にお金を払っても満足を得るわけです。

※機能性を対価として求めていない、という意味で。



さて、みなさんは


『企業のもつ世界観』

『ブランドのもつ世界観』


を広告に携わる人間として、どうクリエイティブしていますか?



丁度、大きなブランドのプロモーションに関わるタイミングで

個人的に、



・ブランドスイッチが起こった瞬間とは?

・このブランド(ソニー)が好きな理由は?



など、自身がロイヤリティをもっているモノや人について

考える頻度が高いため、記事とさせていただきました。



じっくり考えてみると、自分の価値基準が見えてきたりします。


ロングラスティングなブランドにしか興味がない自分、とか

革新より普遍を好む自分、とか。


お時間のあるときにぜひ。


本年も、よろしくお願いいたします。



<メディアマーケティングG 福岡由梨>




※私と直接接触し、

ゴールドリングやら、ブレスレットやら、ネックレスやら

なんかつけてんな、と思った際に

少し思い出して頂ければ幸いです。