原作 押見修造 × 監督 長濱博史
TVアニメ『惡の華』放送スタート!


ロトスコープという特殊な手法で全編のアニメ製作をする新しい試み。


原作漫画をアニメ化にする意味、意義を問われた時、

『惡の華』の世界観を具現化するには、

実写でもない、アニメでもない

“未曾有の物を創り出す”

そこに原作者である押見先生の表現したかったものを描き出すこと、

原作漫画を読んだ時に感じる 言葉に形容しがたい閉塞感、空虚感、鬱屈した何か、

春日高男、仲村佐和、佐伯奈々子という人間の、確かに存在し得る、生々しさを間違うことなく描くこと、

それが押見先生、原作ファン、そしてこれからアニメを機に作品に触れる人たちへの答えだと、私は思いました。




以前、第一話の先行上映会をした時、長濱監督と私たち出演者によるトークショーがあまりに熱く、、、
想いが溢れ出し、約一時間オーバーしてしまったのですが、、、(笑)

それぐらい話しても話しても、
語っても語っても語り尽くせないぐらい、魅力があって。

それぞれに、いろんな想いを抱いていて、想いがあって・・・


作品作りってこうだよな、と感じる、
幸せ過ぎる空間で、


仲村佐和と向き合わせて頂いてます。




まだ第一話のオンエアが始まったばかり。


これからです。


押見先生の言葉をお借りして、
言わせて頂けるとしたら・・・・・



殺す気で演じてます。


主役の植田慎一郎くんをはじめ、
作品に添わせた芝居を、
一人の人間の人生を、
声で、表現しています。




是非、ご覧下さい。



よろしくお願いします!!


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さて!

☆☆ここからは裏話☆☆


実は現場はもの凄く明るいです(笑)
和気藹々としててまるで学校みたい!!!


春日役の植田くんはジュノン出身の19歳!!若い!!可愛い!!真面目!!関西人!!
『惡の華』の実写が初・お芝居。
もちろん声優も初挑戦ということで初めてだらけにも関わらず、凄まじい集中力と勘の良さで春日高男を体現していて、まったく末恐ろしいです。

本人はどこまでも正統派というか硬派なんだけど誰からも愛される才能の持ち主なのでみんなの弟のような存在♫


『惡の華』の現場の凄いとこは、
芝居をする前、してる最中、終わった後で、みんな顔つきから雰囲気からガラッと変わるとこ!!


始まる前は、役に入る準備をそれぞれがそれぞれのやり方でやってて、

テストを終えたあとと本番を終えたあとは三々五々に散らばって一切言葉を交わさない、顔も見ない、完全に自分の(役の)世界に入っちゃってて、

収録が終わったあとは、
抜け殻状態か、達成感で笑顔か、
涙で顔面ぐちゃぐちゃ状態か、
ソファに横たわって全身疲労、茫然自失状態か、だいたいいつもそんな感じのどれかですあせる(笑)


仲村さんはねー、、、
もう私は他人に思えないというか、客観視できないとこまできてしまったので、よく分からないです。
「どんな子ですか?」とか「役の説明をして下さい」って言われても、
「演じてる私が一番よく知ってるはずなんですが、一番よく分からないんです。ごめんなさい。原作を読んで下さい」としか言えないっす…

多分、春日役の植田くんも、佐伯役の日笠さんもそうなんじゃないかなぁ…


アフレコ終わったあとは毎週スタッフ・キャストでご飯に行くのですが、
そこで毎回ほぼ、私とひよっちは泣く(笑)


悲しくて、とかじゃなくて、幸せで。

役者としてこんな幸せな現場に居られて、なんて幸せ者なんだろうって。

みんなが同じ方向を向いて、同じ情熱で立ち向かっていて、
この人たちの為なら命をかけられる‼と思えるし、全てを預けられるし、逆に預けられたものは責任を持って一生背負う!と思えるし。というか思ってる。

生きてて良かった…役者やってて良かった…って心から感じて、涙が出てきちゃうんですしょぼん

ひよっちとはずっとその話ばかり。
役者としての幸せを噛み締めてます。



さぁぁ!
明日はTOKYO MXにて第二話のオンエア!!キラキラ

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見ろよ、クソムシがラブラブ