ご訪問ありがとうございます。

フリーウェディングプランナー熊谷麻里子です

最近はInstagramからのブログ投稿が多いのですが

ウェディングを通して感じたこと、伝えたいことは

ちゃんと時間を作ってパソコンと向き合い

投稿していきたいと思っています。

さて、先週お手伝いさせていただいたのは

大切なご家族とご友人を招いての結婚式。

前日から２泊する滞在型ウェディングを可能にしてくれたのは

森の中のペンション　ハウスオブ軽井沢

長雨続きでしたが、なんとか雨もあがり

緑深まる、しっとりとした素敵な1日でした。

新郎新婦様と出会ったのは１年以上も前。

自分達の理想とするスタイルがどんなものなのか

初めてのことだからこそ、いろいろ情報収集したい！

そんなお気持ちで、時間をかけてじっくりと

ひとつひとつ納得を確認しながら準備期間を歩んできました。

ご家族のこと

ご友人のこと

花嫁様のこと

そして、私たちスタッフのことまでも

気遣ってくださる。優しく真面目なお二人。

結婚式が近づくにあたり

「あー緊張するなあ。」それが口癖のようでした。

当日は、チャペルにて厳かなキリスト教式。

私は当日は新郎新婦様の一番近くでお手伝いできるように

アテンド（介添え）もさせていただくのですが

一番近くにいるからこそ発見してしまったんです。

賛美歌を歌いながら鼻を真っ赤にしている

『新郎様の涙』

真面目だからこそ、夢や憧れというよりは

どちらかというとドライなイメージがあった新郎様。

まさかまさかの涙に私もやられてしまいました。

そして、最後の新郎様からのご挨拶の時

素直な気持ちを皆様にお伝えしたんです。

しっかりとメインテーブルにはカンペを用意していたのですが

もう、そんなの無視です（笑）

想像つかなかった気持ち、伝えたくなる気持ちが現れる

不思議な力を持つウェディングの魔法です。

「本当はセリフがあるのですが、ちょっと自分の言葉で挨拶します。

うまく言えるかわかりませんが、、、、、。」

（その時もちょっと涙ぐんでいたかな。）

「結婚式をしようと思った理由は、

嫁に「結婚式したかった。」と一生言われたくない。

そんな軽い気持ちでした。

でも僕は今日、自分が恥ずかしくなりました。

これは大変なことをしているぞ。と。

結婚式で、彼女が両親と入場してきた時。

お父さんと腕を組んで歩いている姿を見た時。

初めて、結婚という責任を感じました。

大切に育ててきた娘さんをバトンタッチする。

しっかりしないと。自分が幸せにしないと。と思いました。」

（きっとこの時に感情が賛美歌を歌っている時の涙だったんですね）

「そして、遠方からきてくれた友人達。親戚の皆さん。

皆さんからのお祝いの言葉をいただき、

こんな気持ちになるのとは本当に思っていなくて

とてもびっくりしています。

そして、すべてにおいて想像以上のお手伝い、協力をいただき

本当になんというか、、、、、」

すべての言葉を忠実に表現できているかわかりませんが

新郎様の一語一語を、絶対に聞き逃してはいけない。

そんな気持ちで聞いていました。

結婚式してよかった

こんなに感動するとは思っていなかった。

私にとっても嬉しすぎる言葉でした。

自分を見つめ直す時間

お相手と家族と向き合う時間

大切な人を大切にしようと思える時間

そんな時間が結婚準備からあると思っています。

Aさん＆Eさん

おめでとうございます。

素敵な時間をご一緒できたこと

大切な瞬間を見せていただいたこと

心より感謝いたします。

いつまでもお幸せに

新郎様の涙⭐︎