先日、知的障害者の方たちの中で「就職をしている」
事、が条件の会員制の余暇支援の会に参加してきました。
「就職をしている」事が会員の条件というのも、
「就職をすれば、こんなに楽しいことがあるんだよ!」
の動機づけの一つでもあります。
お給料をもらって、仲間ができて、楽しい余暇が送れる。
私たちにとって「余暇」といっても、
当たり前じゃんというイメージがあるかもしれないですが、
実は障害がある方たちにとっての「余暇」というのは、
なかなかハードルの高いものです。
いろいろなケースがありますが、例えば、
「一人でマックに行ったことがない」
「寄り道をしたことがない」
「飲みに行ったことがない」
「仕事のない日に何をしたらいいかわからない」
というのは、珍しいことではないのです。
「ちょっと飲んでこー」とか「遊びに行こうよ」とか、
実は、未知の世界だったりするのです。
私がお世話になっているNPOでは、
みんなで集まって余暇を楽しむ会開催しています。
今回はボーリングをしてきました。
今までにも食事会、カラオケ大会、普通に楽しい企画で、
私こそ、すごく楽しみにしていたりするのです。
今回も嬉しいエピソードがありました。
何度か顔を合わせたことがある方、
でも、私はその方の支援をしたことがありません。
強面だけど、とても穏やかな方だなと思っていました。
「お久しぶりですね、お仕事は楽しいですか?」
と声をかけました。
すると、かばんから白い封筒を取り出して・・・
「これ、○○○○○さんに。前にとったやつ」
見ると、私のフルネームが書いてあります。
(漢字は違っていましたが)中身を空けると、
前回の食事会で撮った写真が一枚。
覚えていてくれたんだぁ・・・
嬉しいなぁ。
もう少しだけエピソードの話を書きます。