猛暑でも食欲をそそる 「ソーセージサラダ」 | ドイツ・マリエン薬局のメディカルハーブティー 自然療法ショップブログ

猛暑でも食欲をそそる 「ソーセージサラダ」

今年の夏は、こちら南ドイツでは、記録的な暑さです。

「です」と現在形なのは、まだそのモンスター的な酷暑が続いているからなんです。
今日も昼間は33度あります!

なので、ビアガーデンも引き続き盛況。
夜になっても大勢の人で賑わってます。

そのビアガーデンのメニューにも欠かせない、バイエルンでの夏の定番料理に、
「ソーセージ・サラダ(ウルスト・サラート)があります。

「サラダ」とはいっても、基本の材料はソーセージとタマネギのみ。
これにいくつか材料をプラスしてバリエーションをつける場合もありますが、
生野菜などを使った一般的なサラダとは違います。




小腹が空いたときの軽食として人気で、プレッツェルがそえられることも多いですね。

ソーセージサラダに入れるのに向いてるのは、
『レオナー』という太めのソーセージ。
マイルドなテイストで、きめの細かいプワプワの質感で、
私はいつも日本のはんぺんを思い出します。





ソーセージサラダには、「バイエルン風」と「スイス風」があります。
バイエルン風は、ソーセージとタマネギのシンプルバージョン、
スイス風はこれにチーズをプラスしたちょっとボリュームのあるバージョンです。
ビアガーデンや食堂のメニューにも、
「バイエルン風」か「スイス風」かということが必ず明記してあります。

ビネガーを使ったさっぱり味なので、暑いときでも美味しく食べられ、
特に夏のメニューとしてみんなが大好きな1品です。

ビアガーデンの売れっ子メニューですが、自宅でも手軽に作れます。

我が家でたまに作るのは、ネットでみつけたスイス風レシピ。
タマネギやチーズにプラスで、キュウリのピクルスも入ります。



あと、「ソーセージサラダ用ドライスパイスミックス」もちょっぴり隠し味に。
これ、お料理好きな友人が自分でミックスして分けてくれたもので、
香りから、タイムとかオレガノとか入ってそうなんですが、詳しい内容は謎です。



ソーセージ1本じゃ足りなそうに思えますが、
実際に作ってみると、大型のサラダボウルがいっぱいになるほど、たっぷりの量ができます。
これにプレッツェルやロールパンをそえて、できあがり。






例年ですと、8月中頃からだんだんと秋の気配のバイエルン地方、
今年のように、この時期にこれほどお天気がトロピカルなままというのはめずらしく、みんなあっけにとられてます。
ビアガーデンのソーセージサラダ、今年はあとどれくらい出番がありそうかな~