一週間前、武蔵野日赤病院で、6時間余を要した腎盂癌の
摘出手術を受けた。
その夜、まだ全身麻酔が完全に切れていなっかたと思うが、
マリーが夢枕に現れて、父さんにエールを送ってくれた。
---------------- (夢の中のお話) ---------------
武蔵野日赤病院から武蔵境駅へ向かう道路には、ビオラやパンジー
のような可愛らしい花がびっしり咲き乱れていて、マリーが尻尾を振り
ながら、 「父さん、帰り道はこっちだよ~」と、付き添ってくれた。
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ぼんの僅かな一瞬であったが、あまりにも美しい情景と力強いメッセ
ージであったので、すっかり疎遠になっていたブログを書く気持ちが、
執刀・メスの傷口の痛さを押し除けて、ふつふつと湧いてきた。
継続して、マリーが父さんを元気づけてくれているのであろう。
マリーと初めて出会ったのは、父さんの定年退職直後のことで、ちょう
ど20年前になる。それから12年間、楽しい毎日を過ごすことが出来た
が、マリーが死去する直前の半年間は、武蔵境駅の近くに在る日本
獣医生命科学大学付属病院に、根気強く通院して治療に専念した。
そんな訳で、武蔵境駅への道が、お花畑状態になって現れたのだろう。
そろそろ、このブログを閉じる時がきたと思われる。
この機会に、マリーを偲ぶ懐かしい画像を掲載させて頂く。
生前、色々な花を背景に、マリーの写真をたくさん撮影したが、今の季節
を代表する画像は、下記の(桜・なずなと共に)である。
そして、このブログでしばしば 「やきものコレクション」のモデルを
してくれたので、合わせて おすまし顔のマリー(染付濃・扇絵の
大皿と共に)の画像を、掲載させて頂く。
開設して20年間、全く進歩が見られなかった趣味のホームページ
「源右衛門窯のやきものコレクション」
http://www.hkoi.sakura.ne.jp/index.shtml は、体調が許すかぎり、
もう少し継続したいなぁと願っています。
このブログを通して、多くの方々に 色々と お世話になりました。
改めて、厚く お礼を申し上げます。有難う ございました。