出かけました
目的は自分の世界を広げる事
メイクのレベルをグローバルにする事
特殊メイクを勉強する事
この目的でロスへ
多くのカルチャーショクを受け帰国
一番のカルチャーショックな出来事は
メイクという仕事に対する概念
日本は若い女性が自分なりに覚えた仕事でメイクアーティストという
肩書きもキャリー一つでメイクさん？？？？？
お客様も若い子でお願いいたします
４０過ぎたら引退もあり？？？？？
アメリカは世界の先進国でありながら
日本と真逆の文化
２０代３０代は仕事が無い
理由はキャリアが無いからである
仕事のオファーを受け信頼ある仕事がもらえるのは
４０代から
オスカー賞やエミー賞の作品のヘアーメイクができるのは
５０代６０代からである
皆様が映画の中で見てきている女優さん達のヘアーメイクは
日本で言う中年美容師さん達の作品である
その現実を体感したときかなりのショックを覚え
むしろ日本も近い将来こうあるべきとも
感じました
もう一つはメイクという仕事がアメリカ合衆国が認める
ユニオン(協会）で仕事として保護されている
（最低賃金・年金・保険・法的にすべてである）
だかこそ容易にユニオンのメンバーにはなれないのである
そのアメリカの現実を見たとき
ますますハリウッドに魅了された
そして、平成２２年再渡米である
今度は徳永先生のもとへ
徳永先生の履歴
2008年、日本人としてエミー賞ヘアー部門において初の2年連続ノミネートを果たす。
ヘアー・メイクアップ・アーティストとしてエフェクトヘアーデザインの技術を評価され、ハリウッドユニオンに正式加入する（徳永はヘアスタイリストで初めて加入した日本人。ユニークな中にも日本の繊細さが織り込まれたスタイルが評価を受け短期で加入することができた）。
2009年現在は、米国テレビ芸術科学アカデミー(The Academy of Television Arts & Sciences)メンバーでもある。
映画やテレビドラマの撮影、セレブたちのウェディング・スタイリストなどのイベントで活動中。映画「SAYURI」では着物衣装を一手に引き受け、そのセンスと手腕が脚光を浴びた。マイケル・ジャクソンの遺作となった「THIS IS IT」のロンドン公演に出演するバックダンサーのヘアメイクも手がけるなど，スターたちに関連した仕事をこなす。
このような経歴の先生と時間と空間を何日間も共有できる
事に感謝である
そして、また多くの事を吸収し今後の
長谷川清美のキャリアに役立てていきたいと願う日々
の清美さんでした
この写真は前回のアメリカ研修の内容です