一口に毛皮リメイク・リフォームと申しましても、各社、色々なやり方をとっています。
デザインはもちろん基本となる物ですが、
そのサイズの採り方(例えば、肩幅を幾つの数字で捕らえるか・・)
毛皮リメイク・リフォームという分野において、
当社の一番の強みは「コラボレーション企画」
どういうことか・・と申しますと、「毛皮と異素材とのコラボレーションリメイク」です。
もちろん、簡単な素材なら、只、毛皮にくっつけるだけ!で出来ますが。。。
難しい素材は扱う上で、「道具」も違います。この道具を如何に上手に使い、
素材を扱い、デザイナーの意図の下、製作することができるか・・・
これが、一流の職人と言われる人たちです。
今日は、レザーと毛皮のコラボレーションリメイクのご紹介です。
実際の製作品と レザーを扱う上でのお道具をご紹介いたします。
こちらは、今年のHibiya Style に掲載された 当社オリジナルのFURのリメイクBAGです。
持ち手や、ファスナー部分表裏、折り返し部分がレザー使用となっております。
また、その同じ革を使い、長財布、小物入れを製作し、
SETUPできるように企画されています。
革や金具はお客様のお好みで、色や素材を変えられる
「カスタムメイドリメイク」になっています。
このBAGは皮革の専門知識また、皮革専用ミシン、毛皮の知識、
がコラボしないと製作できません。デザイン&毛皮に関しては当社工房内処理後、
皮革に関しては日本イチの賞を何回も採りました、当社専門職人が担当しています。
もちろん、他、当店スタッフも「皮革BAG」の講座に出向き、学習しております。
でも、なかなか、BAG専門職人に敵いませんーとは彼女の語り・・。でございます。
画像上から、皮革用糊:へら
皮革用包丁:(特別オーダーの女性用に作られています)
持ち手部分が小さく作られています。お値段は10000円です。
銀ペン:毛皮や皮革に使われる、裁縫でいうと、チャコペンです
クリップ:皮革を縫う時使用する、裁縫でいうと、待ち針です
バカ定規:と言われる、7:8:9:10ミリ の幅で線が
簡単に引けるので「ばか定規」と言われています。
こんな道具と日々奮戦しながら、
より良い毛皮リメイク:リフォームを考えております。
皆様に喜んで頂けるよう、日々学習、勉強いたしていく所存でございます。
どうぞ、今期も宜しくお願いもうしあげます。