日曜日の雪とBossa Nova | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。

日曜日は雪が降っていましたが、毎月恒例のPOP寄席 @円盤に行ってまいりました。


今回のゲストは、鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュのマスター、堀内隆志さん

テーマは、”いつきいても波瀾万丈 ナラ・レオン編

~ナラ・レオンを振り返ればブラジルのポップ・カルチャーが分る”でした。

ナラ・レオン
サニー・サイド・オブ・ナラ・レオン~ミュージック・フォー・サンデイ・ラヴァーズ

2008年は、日本ブラジル交流年(日本移民100周年)、

ボサノヴァ50年、トロピカリア40年にあたるブラジルイヤーだそうです。

私が最初にボサノヴァを好きだなぁと認識したのが、ちょうどボサノヴァ40年の時だったので

あれからもう10年経ったのかー、と。時が経つのは早いですね。

10年の間にスカ/レゲエのジャマイカ音楽にハマったり、ヘンテコ音楽を好きになったりしましたので

ボサノヴァはそこからそんなに聴いていないまま過ごしてしまったのですが。


イベントのほうは、ブラジルで放送された波乱万丈ばりのナラ・レオンの人生再現ドラマを

見せていただきながら、堀内さんにところどころ解説していただきながら進行。

映画名は失念しましたが、映画監督であるナラの夫の映画で、

ナラ・レオンとジャン=ピエール・レオ、そしてカエターノ・ヴェローゾが同じ映像に映っている

ものを見せていただきました。

堀内さんが、自分の好きなブラジルとフランスが一緒のスクリーンに映っていて感動した、

というお話をされていたのが面白かったです。

ちなみに、私もMarianneというだけあって、高校生時代にちょっとフランス趣味をかじったので

(実は、『気狂いピエロ』のアンナ・カリーナの役名から拝借して高校時代につけた名前なのです)

お気持ちが少し分かる感じがしました。

そういえば、ヌーベル・ヴァーグもボサノヴァと歴史は同じぐらいなのですね。


帰宅して、『relax for girls』(『relax』の女子のための増刊号)の「日曜日の音楽」特集をパラパラと。

堀内さんのことを知ったのはこの雑誌でだったか、と。

雑誌、取っておくものですね。2001年6月の雑誌でした。


久しぶりにボサノヴァを聴こう、と思いました。

「日曜日」という意味のこのCD、なんだか2月のまだちょっと寒い空気に合う気がします。

カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタ
ドミンゴ