休日音楽 ~雨の日編~ | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。

昨日は傘をさしても濡れるほどの雨の休日。

そんな休日に、部屋で一人で過ごすときにぴったりの1冊&1枚。


星野 源/平野 太呂
ばらばら(CD付)

写真家・平野太呂さんとミュージシャンの星野源さんのCDフォトブック。


CDのほうも、写真のほうも、ものすごく「個人」「自分」という感じがしながらも優しく、

雨の休日にこもって自分と向き合うときにものすごくはまります。


中でも星野君の弾き語りCDは、ストレンジインストバンドSAKEROCKでの面白雰囲気とは違い、

かなしくて暗かったりもするんだけど、優しくて落ち着く音楽となっています。

上手いというわけではないのだろうと思いますが、とても優しい、良い歌声。

(顔?骨格が似ているせいか、声を聴くと昔好きだった人を思い出してしまったり。。。恥)


特に、表題曲の「ばらばら」がとても良いです。


せかいはひとつじゃない
あぁ そのまま ばらばらのまま

せかいはひとつになれない
そのまま
どこかにいこう


星野原君は、私と1歳しか変わらぬほとんど同世代でありながら

私の敬愛する素晴らしい大人たちに混じって素敵なお仕事をされているお方。

好きでありながら非常にうらやましいと思う存在です。


先日実際にお会いする機会があったときに、ほとんど喋れなかったのですが

帰り際に「公認の川勝チルドレンであることに嫉妬してます!」

というようなことを言ったところ(私もまた失礼な)、

「そういわれるのが嬉しいんです」

と、ニヤリと言い、爽やかにギター片手に帰っていきました。


本当にいい感じにひねくれていていて、いい感じに素朴な風貌で、

いい感じに歌とギターがすばらしい、素敵な好青年でした。