POP寄席で昭和のパワフルさに圧倒される | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。


第2金曜日は、よっぽどの用事がない限りはなんとか仕事を終わらせて、いそいそと高円寺へ向かうワタクシ。

そうです、今回も文化デリックのPOP寄席 に行ってきました。


本当は19:30からやっているのですが、今回はかなり遅刻して円盤に着いたのは21:30過ぎ。

ゲストに特殊翻訳家、映画評論家、殺人研究家である柳下毅一郎さんを迎えての第2部から参加しました。


『昭和殺しと昭和の殺し』をテーマに、明治・大正・昭和の地方犯罪についてのお話を聞きました。

詳しくは書けませんが、新潟での、町ぐるみで隣町の駅を爆破した事件はものすごかったです。

事実は小説より奇なり。まさしくそんな犯罪の数々に、

まさかこの日本でそんなパワフルなことを昔の方々がしていたとは・・・と圧倒されました。

私は基本的にホラーやグロテスクが苦手なのですが、

柳下さん監修でいくつかシリーズとかで映画になったら是非観てみたいなぁと思いました。


あと、POP寄席にいらっしゃるお客さんは皆さん知識レベルが高くて、

いろいろ私には分からない笑いポイントやうなずきポイントも・・・。

常々思うことなのですが、知識があればあるほど、

物事をいろんな点から楽しむことができるなぁと感じてます。

自分まだまだ勉強足りないです。特に、日本の歴史関連。

知識の豊富さは人生の豊かさに繋がってくるんじゃないかしら、と思います。


その後は、またもずうずうしく打ち上げに参加させていただきました。

今回も思いもしない憧れの方々と同席していろんな話を聞けて幸せであったのと同時に、

何度か参加させていただくうちに、渋谷ではたらく娘として認識されてきたことが、とてもうれしかったです。

むしろこれまで謎の人物としてその場に居てすみません・・・。

これからはしっかり名乗っていこうと思います。


あと、今回も改めて感じたのが、

インターネットや本で情報は得られるけれど、生でお話を聞くことで

吸収できることって、やっぱり大きいなぁということ。

それは、ここだけの話っていうものもありますが、

やっぱり人を通じて感じることで温度とか空気が伝わるというか。

どんなに忙しくても、時間をちゃんとつくってこういう機会を持っていこうと思います。


来月もがんばって仕事終わらせて、行きます!!

 ※次回5月11日(金)のゲストは、スケートシングさん(ア・ベイシング・エイプのデザイナーほか)だそうです。