予約したディナーをイリカイホテルの『サレントス』にて。
テディは昨日買った赤いほうのアロハシャツ、私は持って行ったオフホワイトのロングワンピースでちょっとドレスアップした。これで夕日が沈むのを見ながら食事をする。ホテルの部屋に戻ろうかと悩む事件が勃発した。でも〇〇年ぶりのアニヴァーサリーに感激したＨＩＳのお姉さんが『おめでとうございます』と何度も言いながら予約してくれたロマンティックな場所、夕日が沈んでしまっては配慮が無になると決行することにした。
閉まりかけたエレベーターに乗り込んだ。〇階のボタンがなかったので急いで降りた。この決断はよかったとあとでテディに褒められる。『エクスキューズミー』聞けばレストラン専用のエレベーターがあるとのこと。案内してくれた人が『夕日を見ながらおいしい食事を楽しんでください』的なことを言った。『サンキュー』席に案内され長いテーブルクロスにほっとする（なぜか？）。
丸い太陽がまだ水平線についていない。席はみな窓に向かっている。メニューを持ってきてこの４つの中から選べと言いながら全部を読む。ここからはどちらがいいか選べと言いながら読み上げる。『じゃどうしようこれかこれにしようか』と相談していたら気がついた。『太陽が半分沈んでいるー』叫んだ私に驚ろいておしゃべりなウェイターは退散した。
新婚旅行以来のハワイで結婚記念日のディナーの席に着けたことは、二人の健康とこの旅行をプレゼントしてくれた娘にひたすら感謝だな。おいしい食事のあと、アニバーサリーの『ストロベリーブースト』素敵だったな。ブラウンシュガーから始まるこのサプライズに驚きながらもデジカメはフル稼働し、すべて撮りきった。このレストランを『Ｓ』と書いてある白いスリッパでこなした私は大物だ。シェラトンワイキキのスリッパでだれにも指摘されずにホテルまで帰ることができたのだから。でも、できたらホテルに置いてあるシルバーの靴で来たかったな。
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