日々の事を書き留めているこのブログ。
親子げんかや夫婦げんかや、、、
次々に色んなことが目白押しで。
書こうと思っていたことが後回しになっちゃうわ。
父の心筋梗塞の事態に、、、
兄と意見の相違があってからのその後。
兄の家に波乱が起きた事を書くはずだったのに、
あれからもう２週間以上経っちゃった？
私が甥っ子に、あの脳天気なメールを送った後の、、、
兄の家族の出来事。
『お～～～い！！ もう寝てる？
今ね、、、
お父さんと電話で大げんかしたのよ～～～
まっ、ケンカってほどじゃないけどさ。
じーじ（おじいちゃん）のことで、意見の相違ってやつよ。
話は変わって、、、明日なんだけど、、、
石橋先生の治療なの。
もちろんあんたが嫌だって言っても
オバハンは絶対に治療頼んでくるからね。
一緒にくる？
来たくなったらいつでも言って。
今回は、おばあちゃんも一緒に行くのよ～～
（義姉のお母さん）
ほんじゃねぇ～～～
』事の詳細は↓ここに書いてありますので、よろしかったら。
ケンカしちゃった～～☆
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兄と電話でバトルを繰り広げながらまず思ったこと。
『これって、、、
あの子が可哀想だよ。。。
』あの子ってのは、私の甥っ子。
兄の、、、一人っ子の、、、一人息子。
整形外科医の兄は、、、
いい加減なことを絶対にしない。
妥協を許さない。
自分が納得するまで、物事を突き詰める。
なので、、、
スキが無い。
時として『それってカタブツすぎるでしょ？
』と思うようなことでも、
それを言ったところで絶対に私の意見を聞くような人間じゃない。
兄夫婦は、結婚後なかなか子供に恵まれなかった。
１年後に結婚した私たちの方がポンポンと子宝に恵まれてしまって。
ようやく授かった子供。
しかし、、、
出産時の大量出血で義姉は死にそうになるし、、、
（大学病院で産んでなかったら、義姉は死んでただろうって）
生まれた息子は、生後数ヶ月で腎臓の弁に逆流が確認され、
このままでは命に関わる、、、とのことで大手術。
あんなこんなが重なってか、、、
子供の体に関して極度に（←これ私の主観）心配する。
もちろん、兄の性格ってのもある。
兄は、我が子だけではなく、、、
ウチの子達の健康面も、我が子同様に心配してくれる。
現に、末息子のもやもや病の手術が決まって、
脳外科の先生に、その説明を受けた時、、、
兄は仕事を休んで一緒に説明を聞きに来てくれた。
（頼んだわけじゃないのよ。兄の意志でね。）
本当に、心から家族を愛してくれている。
ただ、、、全て論理立てて物事が進む。
とにかく、、、
スキがない。
今回の父の件も、、、
深い愛情ゆえのことだってことは分かる。
でもね、、、それにしても、、、でしょ。
電話中に兄が何度も口にした言葉。。。
『お前はわからん奴だなぁ～～』
スキのない父親から、、、
最終的にこの一言を投げかけられたら、、、
あの子、どうなるよ。
もうそれ以上、自分の意思表示出来ないでしょ。
兄夫婦は、我が子が一人っ子なので、
過保護にならないように、、、
過干渉にならないように、、、
親の気持ちが重荷にならないように、、、
あの子には、自分で思うような人生を送って欲しい。
と言いながら子供を育てていた。
がしか～～～し、、、
過干渉にならないように、、、
って、、、兄の性格で、、、
無理に決まってるじゃん。
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ある時 甥っ子に聞いた事がある。
『あんたさぁ～～、
お父さんとケンカしたりしないの？』
ってね。
『ケンカしてもしょうがねぇじゃん。
父ちゃんに言い返したところで、、、
面倒くせぇ事になるから、それ以上は言わん。』
大人の対応と言おうか、、、
諦めの対応と言おうか、、、
これは親子間だけに関わらず夫婦間でもそう。
ずっと昔、義姉も同じようなことを言っていた。
『テレビとか観てらっしゃったりして、、、
【私の話、聞いていらっしゃらないみたいだわ、、、】
と思っても、私はしつこいから２回までは言ってみるのよ。
でも、、、もうそれ以上は。。。
きっとお疲れなんだろうからね。』
と言った義姉。
『はぁ、、、２回ね。
私はね、、、
テレビの画面の前に行って、
【こら、私の話を聞きなさい！！
せっかく私が話してあげてるんだからね！！】
って主人が聞くまで言い続ける。
』と言った私に、目を白黒させてた。
そんな義姉だから、、、
そりゃ～～言えないわよね。
『お前はわからん奴だなぁ。』
って言われたら、それ以上はね。
兄に対して、
『お前のほうこそわからん奴だなぁ～～～
』って言い返せるのは私だけかぁ。。。
おそらく義姉は、
夫婦げんかもしたことないんだろうなぁ。。。
結婚２０数年、、、
いまだに兄に敬語を使っている。
（ウチも結婚後５～６年は敬語だったよ。）
『３食昼寝つき。。。
マッタリと昼メロでも、、、
』なんてことは絶対にしない。
『○○さん（兄）が、お仕事してくださっているのに
私が家でテレビを観るだなんて申し訳ないわ。』
って言うし。。。
一年間の買い物リストもきっちりしている。
子供のソックスを○○足とパンツを○○枚、、、
みたいな。
『○○さんが、睡眠もとれずに
一生懸命に働いてくださっているのに、
そのお金を私がムダに遣っては申し訳ないわ。』
って。
私と正反対で、、、
妻の鏡。
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そんな家族関係で起こった今回の父の心筋梗塞。
兄と私の電話バトルを、
横で聞いていたという義姉と甥っ子。
『お父さんのために、、、』
『お父さんが可哀想だろうが、、、』
『お前はわからん奴だなぁ～～』
ただならぬ（夫=父親の）様子と、
その会話の内容から、横にいた二人（義姉＆甥っ子）、、、
おおかたの経緯は理解できたって。
翌日、石橋先生の治療を終え、
初めて石橋先生の治療を受けたおばさんを（義姉のお母さんを）
兄の家に送っていった。
出迎えてくれた甥っ子。
『あんたの治療もお願いしてきたよん
昨日送ったメール、、、起こしちゃった？
あんた寝るの早いでしょ？
』そう言うと、、、
甥っ子 頭を掻きながら、、、
『寝とるかいやぁ～～。（寝てるわけないだろう）
あれから大変だったんだって。
夜中の２時過ぎまで家族会議。
【お前、、、これから先、そうするんや？？？
今後 どうしようと思っとるんや？？？】
って。
参ったぜ。
揚げ句に、、、
父ちゃん母ちゃん、、、今朝 夫婦げんかしよったでぇ。』
なになに夫婦げんか？？？
お父さんとお母さん、、、
私が原因で、、、
夫婦げんかしたの？
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その後、義姉が語った事。。。
兄に物申さしてもらったって。
父のことで過剰に反応する兄に。
『術後の酩酊状態で容態がまだ安定してないのに、
一時的な感情で退院させるのには賛同できない。
病院側の指示に従うべきだ。』
ってね。
私も兄に同じ事を言って、ケンカになった。
だから、、、
義姉が決死の覚悟を決めて
この言葉を口にしたのだろうってことは、、、
容易に想像が出来た。
その後 父は、、、
兄の心配をよそに劇的に回復し、
翌日救命センターから直行で退院することができたので
兄妹ケンカも、、、兄のところの夫婦げんかも、、、
結果往来ということでメデタシメデタシの自然消滅。
その数日後、義姉はしんみりと語ってくれた。
『やっと気が付いたのよ。
私たちの子育てが間違ってたって。
今まで私たちは、あの子に、、、
【自分の好きな道を選びなさい。
自分の人生、自分で選んで進んでいきなさい。】
そう言いながら、、、
実は私たちが先回りして、、、
あの道も、この道も、、、
全ての道の安全性を確認しまくって、、、
その安全性を確認した上で、
【さあ、あなたはこの中のどの道を選ぶ？】
って、無難な道を無理矢理に選ばせようとしていたの。
そして、あの子の夢も聞かずに、
【自分の思うようにやってごらんなさい。】
って。
突き放すのが、
それが彼にとっての自立への第一歩だと思って疑わなかった。
ずっと苦しむあの子を見ながら、、、
【ただただ楽にさせたあげたい。】
そればかりが気になって、あたふたして、、、
気が焦るばかりで。
でもね、、、この前ね、、、あの子が泣いたの。
センター試験が終わった時に、泣いたの。
【オレ、、、普通になりたい。】
そう言って泣いたの。
この言葉で目が覚めた。
ようやく、あの子の病気と
真っ向から向き合う決心が出来たような気がする。
この病気は、、、
この子にとっても、そして私たち夫婦にとっても、
必要だから起こった学び。
だったら、もう逃げずに、、、
親子揃って堂々と受けて立つ覚悟を決めなきゃね。』
義姉は穏やかな顔をしていた。
そうよそうよ
突き放すのも時には必要かもしれないけど、、、
まだまだいっぱい愛情かけてあげればいいじゃん。
堂々と、、、
本人が鬱陶しがるくらいの愛情かけてもいいじゃん。
あの子、、、
ずっと前から医学部に行きたかったのよ。
それが言えなかったの。
病気を抱えてたし、、、
それに今の自分の成績で【医学部】なんて口に出来なかったのよ。
何年かかってもいいじゃないの。
あの子の夢を応援してあげればいいじゃない。
私たち親が出来る事って、ただそれだけよ。
【自分が好きなように進んでみろ。】
じゃなくて、、、
【お前のその夢に向かって進んでみろ。
いつでもどんな時でも応援してるから。】
これよこれ
あの子は この苦しみを、きっと乗り越えていける。
みんな心を一つにして、、、
あの子にとって最善の道が開けるように祈ってあげましょう。
綾香ちゃんのこの曲をあの子に。。。
そしてね、、、
今まで内緒だったんだけど、、、
実はね、、、
石橋先生も太鼓判押してくださってるのよ。
あのね、、、一年前にね、、、
ちょうど今から一年前にね、、、
実はね、、、