君にすべてを、僕のすべてを

限りある命の中ですべてを君に与えたい

君にすべてを、至上の愛を

震える涙を添えて伝える



君の掌には僕の愛、君が手にしてる僕の愛

儚く脆く幼く光る

非情過ぎる運命は、灯った光を闇へと包む

僕らは硬く抱き合って、奪われることを拒んでる

崩れ落ちそうな今の現実、消えてしまいそうな僕らの未来

迷う時間など僕らには無く

繋ぎ止めてく、愛の名のもと



僕は君に叫んでる

誰よりも何よりも君を愛してる

君は僕に眼差しを送る

怯えた瞳で信じていると



君にすべてを、僕のすべてを

許された二人の時間の中で

至上の愛を君に捧げる

地上の別れのその日まで



見上げれば太陽がとても眩しく愛おしい

夏の夕陽は優しくて、ノストラジックに涙を誘う





あきら
























愛してください
愛してください
私、あなたの愛が欲しいの
許してください
許してください
私の愛が汚れてること

あなたを愛した私がいます
あなたに溺れて息も出来ない
恋の渦に飲まれた私は、今居る場所さえ知りません
恋の行き先迷う私はあなたの声のする方へ
ただひたすらにあなたを追って、愛しているのと叫ぶのです

愛してください
愛してください
私、あなたの愛が欲しいの
許してください
許してください
私の愛が汚れてること

美しく咲く純情は、泥にまみれた白い花
他の誰かを傷つけようと、愛が叶えばかまわない
たとえあなたを苦しめようと貫く愛があればいいのと
そんな私の愛の決め事、あなたはわかってくれるでしょうか?

愛しているの
愛しているの
あなたを壊してしまいたいほど
許されるまで
愛されるまで
あなたのすべてになれるまで
このまま私は愛に溺れて、狂おしいほどあなたに恋して
あなたのことを追い続けるの
あなたの名前を呼び続けるの



あなたからの口づけは想い焦がれた蜜の味
甘く切なく私を溶かし、きれいな私にしてくれる
抱き締められたら溜息漏れて、私はあなたへ堕ちてゆく
あなたに捧げる純情は、薄桃色に染まってく





あきら