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おはようございます
日本政府筋は１１日、政府・日銀が外国為替外為市場に介入したかについてコメントしないと述べた。
この日の欧州外為市場では、一時１１１円台を下回ったドルが急反発し１１３円台を回復。市場関係者の間では政府・日銀が介入したとの観測も出ているが、取引量が少ないことなどから実際に介入が行われたとの確証は得られていない。
日本政府筋はロイターに対し、介入の有無についてコメントしないと述べた。
日本の金融市場は１１日は祝日のため休場となっている。
昨日の市況は…
ダウは254ドル安の15660ドル
昨日の米経済指標の結果は…
◆新規失業保険申請件数 結果26.9万件（事前予想28.0万件）
◆失業保険継続受給者数 結果23.9万人（事前予想224.8万人）
とこんな感じでしたね
イエレンＦＲＢ議長の議会証言を通過したけど、なお世界経済への不透明感が根強く、株式市場の売りが続いている状況
銀行株がきょうも下げを先導している点も不透明感の根強さをうかがわせる感じ？
ＢＮＹメロン・ウェルス・マネジメントの最高投資責任者（ＣＩＯ）として運用を手掛けるレオ・グロホウスキー氏は『中央銀行の金融政策とその効果をめぐる不透明感が、大きなマクロ的懸念材料となっている。米金融当局が起こす可能性のある行動と、当局の発言、そして市場の期待の間には大きな隔たりがある。米当局をめぐってこれほど不透明感が高まっているのは、昨年の夏終盤を思い起こさせる』と指摘
ドル円は112.48-112.50円
ユーロ円は127.28-127.32円
ユーロドルは1.1315-1.1317
NY市場も世界経済の先行き不透明感が続いており、為替市場はドル売りの流れが継続
イエレンＦＲＢ議長の上院での証言が行われたけど、質疑応答で『ドル高は予想されたが、その度合いは想定外。金融市場の混乱がどのように経済に影響するか再評価する。12月のＦＯＭＣ以降いろいろな動きがあったが、利下げの可能性が高まるような見通しの変化はない』としていて、慎重姿勢は強調しているものの、利上げの可能性もまだ残る内容？
株安、原油安の中、動きが目立ったのがドル円で、ドル安に円高の動きも加わり、ロンドン時間には一時110円台まで急落する場面も見られているけど、その後、NY時間の早朝に113円台まで急速に戻したことから、市場では日本政府による介入の噂が
ただ、介入にしては取引量が少ないとの指摘もあり、これについては噂の域を出ないけど、日銀のレートチェック位はあった可能性も？
スタンダード・ライフ・インベストメンツの為替担当ディレクタ ー、ケン・ディクソン氏は『散発的あるいは小口の介入の可能性はある。特定の水準を防衛することは世界の他の当局から認められないだろうが、ボラティリティの抑制なら認められる可能性はある』と指摘
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今日の注目指標は…
[中国]春節で休場
[台湾]休場
06:00 チリ中銀、政策金利発表
06:45 ＮＺ1月食品価格指数
07:30 スティーブンス豪中銀総裁、議会証言
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
09:30 豪12月住宅ローン約定件数
09:30 豪12月投資貸付
16:00 独1月卸売物価指数
16:00 独1月消費者物価指数[確報]
16:00 独10-12月期ＧＤＰ統計[速報]
16:45 仏10-12月期非農業部門雇用者[速報]
17:00 ＥＵ財務相理事会[ブリュッセル]
18:00 伊10-12月期ＧＤＰ統計[速報]
18:30 英12月建設支出
19:00 ユーロ圏12月鉱工業生産
19:00 ユーロ圏10-12月期ＧＤＰ統計[速報]
22:30 加1月住宅価格指数
22:30 米1月輸入物価指数
22:30 米1月小売売上高
24:00 米12月企業在庫
24:00 米2月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
24:00 ダドリー・ニューヨーク連銀総裁、討論会に参加・記者会見[ＮＹ]
とこんな感じでしょうか
2015年決算で過去最大の赤字を計上したことが背景で、欧州最強の銀行の突然の信用不安に地元ドイツは困惑、経営を立て直そうと経営トップの更迭や大規模なリストラを打ち出しているけど、その先行きも不安視
リスク回避の動きを強める投資マネーの標的となったのがドイツ銀行で、経営体力が低下して債券の利払いが滞るという噂が市場を駆け巡り、同行の株価は年初の6割の水準にまで落ち込んだ格好
ドイツは景気が底堅いのに、なぜドイツ銀行は苦境なのかは過去の経営のツケがまわってきた事で、米系銀行と競い合うように手掛けた高リスク取引が原因？
不動産関連商品を販売した米国では、リスクの説明が不十分」と批判を浴びて大型の訴訟案件を抱え、ロンドン銀行間取引金利（ＬＩＢＯＲ）の不正操作にもかかわっていたり、ドイツ国内も顧客との訴訟合戦が相次ぐ状況
そこに追い打ちをかけるのが欧州景気の回復の遅れで、南欧では資金需要が伸びず、収益を上積みする余地がなく
ＥＣＢのマイナス金利も銀行経営には重荷
高リスク資産を圧縮し、アルゼンチンやメキシコなど不採算地域からは撤退するなど、ドイツ国内も支店のほぼ3分の1を閉めるけど…
退職金の支給などのリストラ費用がさらに業績を下押しすることになるけど、簡素化を進めるという新経営陣の決意は固く
ドイツ銀行の経営が揺らげば欧州経済に与える影響は計り知れず…
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