34年前の北海道と僕 | Marcy's Blog

34年前の北海道と僕

まぁしい♪のブログ-硫黄山
 セピア色に染まった(染めてます!あしからずゥ)写真は、34年前の僕と北海道の硫黄山。
 北海道シリーズは、第2回目。初めて北海道を旅行した時に、美幌峠~屈斜路湖~硫黄山~摩周湖~阿寒湖と、今では定番となった観光コースを行ったのだが、当時は観光バスなんてのは見ることすらない時代だった。今では、摩周湖の霧は観光バスの排気ガスによって発生してるんだから、時代は変わったものだ…
 それで、この背景にある硫黄山の山肌に生い茂る低木が強く印象に残り、この風景を夢に見ることが多い。そして、その夢を見るたびに、北海道に行きたくて行きたくて堪らなくなるのだ。
まぁしい♪のブログ-野幌森林公園  初めて北海道旅行を計画したのは、中学1年の時から江別市に住む女の子と文通(メールじゃありません!当時は「真面目な中学時代」みたいな月刊誌があって、ペンフレンド募集コーナーみたいなのがあったんです!お母さんか、おばあちゃんに聞いてください!)をしていて、何年か後に、その子に会いたくなったからなんですが、そりゃもう遠かったですわぁ!一応、新幹線は岡山まで来ていましたが、東京から先は夜行列車です…香川県からだと24時間以上かかっていました。飛行機?そんなものは、当時は乗ろうとも思いもしないくらい高額でした。それに、国鉄マ・ニ・ア(オタクという言葉はまだ生まれていない)でしたから!
 で、そのペンフレンド(今は死語?)と会ったのが札幌で、行った先の一つが野幌森林公園(写真上は北海道百年記念塔)。札幌駅から東15キロあたりに広がる広大な公園で、当時は「北海道開拓の村」なども開園前のために、北海道百年記念塔(写真)以外は、まだまだ原始林に覆われていたものでした。
 この時の北海道旅行は、広く広くあちらこちらを廻った。札幌~阿寒・屈斜路・摩周~知床~網走~大雪山~美瑛~稚内~小樽~積丹半島という感じだ。
 そして、この北海道旅行で最も楽しみにしていたのが、サロベツ原野(写真下)だ。
まぁしい♪のブログ-サロベツ原野
 もう、僕は何もない大平原ならば、1日中いても飽きることはない。大好きなのだ。
 サロベツ原野は、北海道でも北の端に近く、稚内の少し南に位置する広大な原野で、西の海岸では利尻島を見ることもできる場所だ。この時は、現在のJR豊富駅からレンタサイクルに乗って、ヘコヘコと原野を風を切って走っていた。一人旅なので、傍から見れば淋しいものだが(笑)...しっかし、これが青春なのだ!!!