9月13日の産経新聞朝刊から引用

『風評被害の払拭を春日大社で特別祈願』

東日本大震災で、東北や関東地方の農産物の買い控えなど風評被害が深刻化していることを受け、奈良市の春日大社は12日、被災地の風評被害払拭を目的とした特別祈願を行った。
この日は、同市と姉妹都市提携している福島県郡山市産のキュウリやダイコン、トマト、コメなど約550キロが同大社の「林檎の庭」に供えられた。花山院弘匡宮司が被災地の復興と風評被害払拭についてしたためた祈願詞を奏上し、参拝者約200人と同大社に古くから伝わる中臣祓を唱えたほか、巫女による「社伝神楽の舞」も奉納された。

特別祈願には郡山市の原 正夫市長と奈良市の仲川 げん市長も参列。

原市長は「地元で十分に汚染の有無を確認した上で出荷しており、福島の農産物は安心安全です。今も風評被害は続き、出荷の回復を祈願しました」と話した。

以上


関西でも自分中心で浮きがちな奈良県ですが流石、春日大社550キロとは凄い量ですね。

瓦礫の問題と言い、この春日大社の祈願と言い、俗世に惑わされることなく冷静に判断して戴けるのはとても有り難いことです。

宮城を訪れて間もないので、この記事を読んでホッとし、清々しい気持ちになりました。

困った時の神頼みとはこういう時に使うのかも知れません。
こんな神頼みをしなければならない事態になったことが残念ですが、どうぞ御利益がありますように!!

まぁる