先日、初めて東京で着物を着ました。

私は地方出身者なので、実家でしか着たことがなかったのです。

着物で電車に乗ったのも初めて、カジュアルな着物を着たのも初めてでした。


着付け教室へ行くので、小型のスーツケースを持っていたのですが、

なんと!駅の階段で、若い男性が、

「持ちますよ。」

と声をかけてくれたのです・・・?!感激!!!


日本では、ほぼ間違いなく、こんな声をかけられたことはないです。

このことはまたあとで書くとして。


さて電車ですが、着物ということで、

いつもなら、体当たりしてきそうなおじさまも、

ふんわりと道を空けてくださいます(笑)

自分のまわりに、空気の壁ができたみたいです。

たぶん、日本人の常識として、

着物を汚したり、体当たりをしてはいけないと思っているのでしょうね♪


着付け教室の帰りは、ごほうびとして、高級ホテルでお茶をすることにしています。

が、ここでも、ホテルの方が飛んできました!

お席も心なしか、洋服のときよりいいお席のような・・


カジュアルな着物でもこの威力!


着物の方は、こんなに優しくされていたのか。

こんな世界があるなんて、今まで気づきませんでした。

いい勉強になりました。