ファンクショナル=ファンデーショナル | 日々、嬉努愛絡 多幸なり

ファンクショナル=ファンデーショナル

エアロビクスと略されて表現されるけど、
正式には、エアロビクスダンスエクササイズ。

日本語に訳すと、
「音楽に合わせて全身を動かす有酸素運動」となるかな。

ダンスとマラソンを組み合わせたようなものと表現した方が伝わる人もいるかもしれない。



個人的には、別の見方もしていて、
エアロビクスダンスエクサイズは、ファンクショナルトレーニングだ

ファンスクショナルトレーニングは、身体の連動を意識したエクササイズであり、身体の正しい使い方を身体に覚えさせるトレーニングであると言っても良い。後者の意味では、ファンデーショナルトレーニングと表現しても良いだろう。

他のスポーツから見ると、基礎的・基本的トレーニングの一つになる。

これは、数年ぶり(8年ぶり?)にスキーに行って実感した。
数年もブランクがあったのに以前よりも、楽に滑れるようになっていた。エアロビクスをしていなかったら、こんな感覚はなかっただろう。





本間先生が次のようなことをぶろぐで書かれている。

「エアロビクスは怪我をする」
という言葉に私は真っ向から反論します。
 
エアロビクスが良くないのではなく、
その人の身体の動かし方に問題があるのです。
そして、安全な身体の動かし方をレッスン参加者に伝えきれない
インストラクターの責任なのです。
運動の継続に楽しさは絶対に必要。
でも、安全性を損なった楽しさは絶対にダメだと思います。
エアロビクスインストラクターの中途半端な技術や知識が、
時としてお客様や自分自身を傷つける凶器にもなりうるのです。
これほど恐ろしいことはありません。
だからこそ、エアロビクスという手段で
運動の良さを広めていくエアロビクスインストラクターは、
高いレベルの知識や指導技術を身につけ続けなくてはいけないと思うのです。
http://honmatomoaki.blogfit.jp/2014/archives/5720より



私も同じ考えであり、表現を変えれば、
エアロビクスは、ファンクショナル=ファンデーショナルエクササイズであるから、怪我をするのはおかしい。

運動指導は正しい身体の(怪我をしない)使い方・動かし方を指導すること。
※怪我をしないとは、急性の障害だけではなく、慢性の障害も含みます。
エアロビクスは、それに、有酸素効果とダンス要素を取り入れたもの。

エアロビクスは、コリオだと言うインストラクターもいるけど、本末転倒している。
コリオは手段であり、目的ではない。コリオを目的にするのであれば、振付師に転身すべき。


正しい身体の使い方がわかってくると、身体を動かすことが楽しくなる。
また、他のスポーツなどをおこなっても、すぐに上達するようになる。
運動神経が良いとは、正しい身体の使い方ができているということ。