待ってました!花火の季節!!
モントリオールでは毎年この時期、国際花火大会が行われます。
6月中旬から8月中旬までの毎週土曜日夜10時から、世界各国の花火師たちがそれぞれの花火を披露するのです。
(こっちは夏の日の入りはとても遅くて、夜9時を過ぎてもまだ空は少し明るい)
なんて素敵なイベント
花火が打ち上げられるのは、セントローレンス川に浮かぶ島サンテレーヌ島にある夏季限定オープンの遊園地「La Ronde」。
今年は8ヶ国(スペイン、イギリス、オーストラリア、香港、アルゼンチン、ケベック、アメリカ合衆国、南アフリカ)が参加。
それに加えて、今年は25周年記念!
期待大です!
昨年、まだモントリオールに到着して間もないときに花火大会を経験し、
「お前さん、なんて素敵なところに住んでいるのだ!」
と興奮したのを覚えています。
昨日の6月13日(土)、オープニングの花火が打ち上げられました。
私たちは去年に引き続きある場所で鑑賞。
赤い矢印で指している赤い点が私たちが花火を鑑賞した場所なのですが。。。
そこはジャック・カルティエ橋という橋の上。
普段は、モントリオール島とsouth shore(南岸)をつなぐ完全な車道。
そこが、この花火大会のために夜8時半頃から完全に通行止めになります。
『夜9時を過ぎた頃橋の上に続々やってくる人々(ちなみに昨年の写真です・・・)』
通行止めになった後、たくさんの人たちが折りたたみ椅子などを担いでこの橋の上に花火を鑑賞しにやってきます。
La Ronde内でもチケットを購入すれば鑑賞できますが、無料で鑑賞できる場所で一番の特等席はこの橋の上。
私たちも、折りたたみ椅子を担いでこの期間は毎週土曜日予定が無い限りやってきます。
幸い、私たちはここからそう遠くないところに住んでいるため、渋滞にも巻き込まれることなくこの特等席にやってくることができます。
この花火大会の期間だけは、モントリオールの中心ではなく郊外に住んでてよかったなと思うー笑。
この花火大会の一番好きなところは、音楽に合わせて花火を打ち上げること。
La Ronde内では生オーケストラやミュージシャンが実際に演奏する中で花火が打ち上げられるのを鑑賞することができます。
でも、ラジオFM105.7に合わせれば、遊園地の外でも音楽を聴きながら花火を鑑賞できるのです!
昨日のオープニングでは、最初はケベックの歌手の歌が続いて「なんだかなぁ・・・」ってかんじだったんですけど、途中から私の好きなクラッシック音楽や映画音楽に変わりテンションが上がりました。
特に、私の大大大好きなフランス映画「コーラス」の曲や、ハリーポッター、パイレーツ・オヴ・カリビアン、アメリ、クラッシク音楽の中でも好きなバレエ音楽「火の鳥~フィナーレ」に合わせて花火が上がっているときは、もううっとりでした。
まだナナのことを思うと悲しくてしょうがない日々ですが、幸いこれからモントリオールの夏はこうしてイベントが続くので、気分が紛れてよかったなと思います(これが冬だったら最悪だったな(-"-;A)。