いや~、疲れました。

ホント、疲れましたよ・・・・。
少ししんどいくらいだろうと高を括ってた自分が情けない。


これまでで一番キツかったです。
健脚自慢の御殿場ルートからトライしたんですが・・・もう二度と登りたくないってほどしんどかったです。
砂というか小石が堆積した足元を踏んでいくのですが、7合目まで一歩踏み出したら半歩ずり落ちるみたいな登り方です。進みません(汗

さらには悪天候・・・。
出発時は雨も小康状態で、写真のように7合目くらいまでは霧雨だったり曇ったり晴れたりだったのです。
奇跡的な晴れ男!と行きたかったのですが、世の中そんなに甘くはありません(^_^;)
8合目あたりから山頂まではずーっと小雨。
山頂あたりで雨はあがりお昼ごはんを食べようかと思った途端、再び雨・・・。ま、山の天気は変わりやすいですからしょうがないんですけどね。

登りにかかった時間、約8時間。
雨ということでカッパを脱いだり着たりということを含めると結構いい時間で登れたと思います。
それに雨は登山にはつきもの。最初から雨予報を承知で登ってんですから。

ですが・・・・実の地獄は下りだったのです(゚д゚)!ナント

宝永山噴火の際に堆積した砂礫が一面を覆っていてそこを走るように下る大砂走りという、いわば楽しいイベントのはずなのですが・・・生憎の雨、砂がしまって走りにくい、というか走れない(-_-;)
下っても下っても先が見えない。この下り、永遠に続くかと思いましたよ。
やはり登るにしても下るにしても晴れの日がいいですね(^_^;)

しかし諦めずに足を進めていればいつかはゴールに辿り着くもんです。疲労困憊とはこのことですね。睡眠不足+過度な運動+雨で心が折れました。冬山登山に行かれる方は尊敬します。アリエナ~イ。

下り、約3時間。
頂上で神社お参りとか記念撮影とかで2時間ほど滞在してましたので・・・・13時間少々の富士登山でございまする。



そうそう、大砂走りの途中で30人くらいのツアーの方と一緒になりました。年齢層はかなり高め。ゆっくり歩いているな~って思いつつ見てみると、2、3人のかたが膝を負傷して両側から抱えられている。

そりゃそうだべ~。
私でも膝やお尻、太ももにキテるんですからね。

と思ってると、そのツアー、実は山頂登山ではないらしい。

聞くと、富士宮口(南側)5合目から宝永火口経由で大砂走りを下山。
いわゆる、プチ富士登山というか、富士山ハイキングというか・・・。

これなら足に不安のある年配の方にも安心かなってツアーなんでしょうけど、それでも負傷者あり。
抱えられてる方は本当に申し訳なさそうにしておられましたが、ツアーの人達に一緒に降りようと励まされ(そりゃ一緒におりないと放っておくわけにもいかないですからね)・・・。
帰りのバスの中での心中お察し申し上げます。


とまぁ、なんとか今回も登頂に成功したのですが・・・もうこれで一区切りにしたいな、と。

実はあと、須走ルートが残ってるのですが・・・・、何年か後の楽しみにとっておこうかと思っています。




デモ・・・須走ルート限定で誘われたらまた登っちゃうかもしれません( ゚∀゚ )アヒャ