人間ドッグの結果は、
その日のうちに、教えて頂くことができました。

先生が、
「問題は、、、奥様の方です」
と言ったとき、

「え!まお!?」と間髪入れずに
反応した主人に対し、

私は、
特に反応するほどの心の揺れもないくらい、まだ何の感情もわきませんでした。


「左乳房に腫瘤があります。
これは、しっかり検査して
診てもらった方が良いので、
なるべく早く、病院へ行ってください」

少し考え、、、

「腫瘤ということは、
癌の可能性もあるということですか」
と聞いてみると、

「その可能性は、五分五分です」
と先生は言いました。


「まお、まずいじゃん、、、」
主人が言いました。



がーーーーーーーーーーーーーーん。

、、、とは、なることもなく、

なぜなら、この時まだ、
私は癌ではない方の50%だ!という
根拠のない自信がありました。