シガシガ | maoのアストロ☆ミュトロギア

maoのアストロ☆ミュトロギア

ギリシャ音楽バンド【ELLI-ANA】で、ギリシャの歌を歌い、ギターを弾いています。
歌うときはmao、占うときは七宮昴です。

やっと気分が上がってきました。


ソーラーリターンではずみがついたのか、よんよんちゃんの怪しい踊りの毒気に当てられたのか、約20日ぶりにまともな歌の練習をしました。


新曲(と言っても、民謡なので古い)「アイ・ヨルイス」を、発音を意識しながらゆっくりトレーニングです。
こないだアテネ出身のコスタスさんに指導していただいたところ、やっぱりネイティブが聞くと発音がおかしいそうです。

アクセントの位置がいい加減らしい……ということで、楽譜よりも歌詞カードを見ながら歌いました。
リズム練習はまた明日ね。


これまで、1曲を丁寧にやる時間がなかったので、それもよくなかったんだと思います。

歌詞には意味があるので、しっかりとかみしめて。
この曲は明るくて楽しげですが、オスマントルコに抵抗して死んだ英雄ヤナキの亡骸を運ぶという内容なんです。
死んだヤナキに「おうちに帰ろうね。弟と妹が待ってるよ」と語りかけています。


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今、仕事は八面六臂の忙しさだし、22日には横浜高島屋で生け花の流派展に出瓶しなくちゃいけないし、またヘビーな原稿が入ってきそうだし、本当にドタバタしてます。
占星術の研究だって、ちゃんとやりたいですしね!


こんなとき、いつも出てくるのが例のギリシャ語。
ジカシガです。

まなじりをつりあげてがんばっている人の肩に手をおいて、ギリシャ人のたちは「シガシガ」と声をかけます。


ゆっくり、ゆっくりね。
のんびり気長にやろうねって、意味です。

今、私がとりかかっていることはどれも大事で時間がかかり、手際も要求されること。

だからこそ、シガシガです。
燃え尽き症候群が治りかけてきた今、なるべく長く質のよい働きができるように。


シガシガ、シガ、シガ……