出生前診断の本を読んだ。
医者の誤診で障害を持つ子どもがうまれて裁判した件の本です。
親の気持ちを読んだけど、やっぱり、この人は自分が障害を持つ子どもを生まない人生を歩める人間だと思っていたんだなー、と思った。
同時に、気持ちの整理をつけるために裁判をしたんだなー、まぁ無理ないかと思った。
共感はしないけど、それでも自分で責任もって答えを探そうとしている人をこれ以上どうこう言えはしないよね、他人だし、みたいな感じ。
怖い、と思ったのは元気にーーというのも変だけど、手術をすれば充分生きられた子の延命を拒否し、衰弱死させた母親だ。
その子はミルクが飲めなくて、だから胃ろうか点滴をしなければいきられない。でも大きな声で泣けるだけの元気のある子どもだったと書かれてた。
その後、医師も看護師も病んだそうだ。そら病むわ、本で読んだだけで胸くそ悪いわ。
翌年同じ病院で子どもを生んでいるそうだ。怖。
自分が責められたり怒られたりする恐怖感から、自分の身を守ると思っている行動を何も考えずするタイプ。だから悪気一切ないわけ。
生育歴、知能、性格、人間関係、理由は様々だけど。
夫もそういうところあるな。
もう知らんけど。