元気野菜が特別な訳とは・・・
まんまる農園の元気野菜には、化学肥料、農薬、除草剤、防虫剤さえも、使っていません。 体の弱い野菜には、虫が寄ってきますが、元気な強い野菜には、虫も寄り付かないからです。
たくさんの、自然の力を借りて野菜を育てることで、元気で生命力のある、強い野菜へと育っていきます。
その、生命力の強い元気な野菜を頂くことで、人も元気で活力のある生活へと変化していくことが可能となってきます。
まんまる農園では除草剤さえも使いません。
野菜に日が当る程度の草むしりを人手で行っています。
まんまる農園の元気野菜
<大地の会HPから転載>
この原理原則にそって休耕田などを使って土作りからこだわって作った野菜がまんまる農園の元気野菜です。
毎年毎年畑に戻された野菜や草で、土がどんどん元気になっていく循環農法で作られている野菜です。
元気ないのちを食べれます。
農園への想い
「お待たせしました。元気野菜のサラダと、栄養たっぷりのかき揚げでーす」
福岡県久留米市六ツ門の飲食店「まんまる」。テーブルに並んだサラダやかき揚げは、実はすべて無農薬野菜。
しかもホウレンソウの赤い根っこやニンジンの葉、皮などの植物の命の源・成長点が、捨てられずに使われている。
経営者の白仁田裕二さん(46歳)が、ギョーザなど居酒屋の定番料理に加え、メニューをそろえたのは長崎県佐世保市の農業、吉田俊道さん(47歳)との出会いがきっかけ。
生ごみをリサイクルした土で、生命力たっぷりの作物を作る「大地といのちの会」(同市)代表の吉田さんの活動を連載記事で読んだからだった。
福岡市のシンポジウムに行き、吉田さんが指導する五島・久賀島産の無農薬ニンジンを買った。一切れ口にした長女恵理香さん(10歳)は「柿みたいに甘い」。
生ごみが新鮮なうちに土に混ぜ、微生物の働きで滋養ある土にする吉田流生ごみリサイクルで育ったニンジンには、昔の野菜の味わいがあった。
白仁田さんは26歳で起業。最も多いときは結婚式や居酒屋など7店舗を営んだ。
忙しく働く中、久留米市郊外の里山で、水源地に計画されたごみ処分場をめぐり住民と行政が対立するニュースを見た。
水源地を守りたいという市民の叫びに心を動かされたが、自分の店からは毎日、大量の生ごみが出ていた。
「あのとき感じた罪悪感も、解決できるんじゃないか」 生ごみリサイクルで無農薬野菜をつくれば、体にいい食材を提供し、ごみをプラスに転換できる。迷いはなかった。
家族みんなで実践をと、妻を説得。
一家7人で佐世保市を訪ねてリサイクル法を学んだ。一ヵ月後、一週間に200リットル出る店の生ごみを従業員と農地に返し始めた。
週1回は吉田さんの畑に通い、吉田さんを招いたシンポジウムも企画。
意思が通じ合った市民らと「久留米大地といのちの会」を結成した。 将来は同業者に呼び掛け、循環の輪を広げていくつもりだ。
「いのちをいただきますと意識して食べることで心も育つ」 白仁田さんはそう信じ、バランスのとれたおいしい食事が健康にもつながるという「医食同源」をもじった「心食同源」を唱える。
「人に良いと書く『食』を提供する飲食業だからこそ、心食同源を実現したい」 そう思って、歩き出している。
※元気野菜
「大地といのちの会」が提案する生ごみリサイクル法で作った野菜を同会は元気野菜と呼んでいる。
①生ごみを新鮮なうちに土に返すことで、土の中の微生物が爆発的に増える。
②生命力が濃縮されている皮や成長点を土に戻す-ことで豊かな土ができ、「虫も寄り付かない元気な野菜になる」という意味が込められている。