本日は岡崎市 築約30年の100戸規模マンションの建物調査・長期修繕計画報告会です。

日曜日の夜でしたが居住者10名の参加です。
建物調査・長期修繕計の依頼先は関東のマンション管理コンサルタント会社です。

今回の建物目視調査箇所は
外壁・共用部分天井・屋根・EV機械室屋上・共用廊下・屋根・庇・出窓・シーリング・鉄部・金物・エントランス・バルコニー・その他
 
劣化度を今回のコンサルタント会社独自の劣化度ランク表を4段階で区分し説明していただき分かりやすかったです。
 
調査結論は1~2年後の大規模修繕工事施工の提案した。
前回のコンクリートの程度は築年数からみると大変良いが、塗装の仕上げが前回の大規模修繕工事の程度があまり良くなかったとの報告。
 
長期修繕計画の説明では
現行の修繕積立金では将来修繕積立金が不足する試算が示されました。
 
出席された皆さんは値上げは理解できるものの
他の居住者のかたが賛成していただけるか不安を口にされていましたね。
 
いきなり総会で決議では総会が紛糾する恐れがありますので
こういう場合は総会前に住人向けに値上げについてのアンケートを取ったりしてすすめるのも方法の一つです。
 

大規模修繕工事期間目安は大体6ヶ月から8ヶ月
大規模修繕の着工に良い時期は1月~2月の着工
お盆の時期は職人は休みが長いので足場を組むのは避けたい
9月の着工は年をまたぐの避けたい

修繕積立金の改定は普通決議
区分所有者の1/2出席 出席者の過半数の賛成
長期修繕計画は5年毎の見直しが国交省のガイドライン