ただ僕をうけいれて
”君が僕の息子について教えてくれたこと”
という テレビ番組に ながれた
自閉症の 直樹くんの ことばに あつくさせられました。
両親には ただ じぶんを うけいれてくれるだけで よいこと
両親の笑顔を ただ 見ていられれば しあわせなこと
(僕の自閉症のことで かなしまないで。
僕は 僕のことは がまんできるけれど
親が かなしくしているのは とてもつらい )
そんなような内容の ことばでした。
この直樹くんは 本を 出版しているのですが
アメリカに住む 自閉症の子を もつ 両親が
直樹くんの本を よんでから
自閉症のわが子に たいして 考えかたが 変わったそうです。
わが子の 気持ちの なかに ただ はいってみたら
それまで きづけなかった
いろんなことが みえてきて
それからは
自閉症のわが子への 接しかたも 大きく 変わったそうです
親としては
ふつうの子じゃないことへの 怒りや 不安
わが子の 将来への 怒りや 不安
そういうものに とりかこまれて
絶望感など 悲観的な かんがえに そまりやすいことでしょうが
それは
親が いっぽうてきに 勝手に じぶんで 構築してしまう 世界なだけで
こどもの気持ちに そっと よりそってみると・・・・・
こどもは 両親の笑顔を みられる 毎日を すごせるだけで 幸せでいる
これは
自閉症の子がいる 家族だけに いえることではなくて
世界の すべての 家族に いえることじゃないでしょうか~
わたしは こどものころ
この直樹くんと おなじように おもっていました
両親には ただ じぶんを うけいれてくれるだけで よいこと
両親の笑顔を ただ 見ていられれば しあわせなこと
それいがい なにも いらない
わたしにとって 幸せって
両親が わたしが なにものであっても うけいれてくれて
家族で いきあう なにげない やさしい会話が あること・・
だと おもいました。
ぎゃくの 言いかたを すると
こどもに もっと 勉強しろ、努力しろ、など
あぁしろ、こうしろと
親が あれこれ のぞんで 言葉にするのは
こどもを 条件付きでしか うけいれられないいうことで
条件付きでしか うけいれられない・・というのは
こどもを 心から 愛していないことだと おもっています
これは
親子関係だけでなく
恋人、夫婦、友人関係にも あてはることじゃないでしょうか?
わたしが ブログを ここのところ 更新できないのは
いろんな理由が ありますが
いちばんの 理由は・・
たとえば みぢかに
息子さんを 私立の W大学の 付属中学校に 進学させた ママさんが いるのですが
このママさんは
息子さんが 幼いころから
親のきめた 塾へ いかせ 親のきめた ならいごとを させ
親のきめた 学校に 受験させるだけでなく
息子が いつも おともだちに かこまれていられるように
小学校6年生になるまで ずっと
おともだちを たびたび 家に まねかせ
学校では クラス替えのときに 仲良しのおともだちと おなじクラスにしてもらえるように
担任に 懇願し
もちろん ママさん自身は
PTAの幹部や 学級委員を しょっちゅう ひきうけながら
ママ友ランチで いそがしく
学校の 生き字引の ように ふるまい・・と
わたしが この ブログで 問題提起してきたタイプのママさんですが
なんと W中学という 電車で 一時間以上 かかる トップ中学へ いってまでも
わが子が おともだちに かこまれるようにと
W中学の ともだちまでも 家に まねかせています。
こうした
信じられないような ママさん・パパさんが あまりに 多くて
であうママさんたちが いつも ほとんど
こうした タイプの かたがたばかりで
それで なんだか ブログを 更新する気に なれなくなった かんじです。
これからの 日本のことを 気にかけるのも 大切なことだけれど
こういうときこそ
こどもに 条件をつきつけていないか
過保護になっていないか
わたし自身も こどもの声に 耳を すまし
家族とのなにげない時間を かえりみて だいじにしなきゃいけないなぁ・・
そして ひとを やさしく愛することが できる ひとたちとの出会いを
大切にしていきたいなぁ と
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