その日はビーナスの近くにいずれ来なければならない

アジアとアフリカのもっとも巨大なもの
それらはラインとヒスターから来たものと呼ばれるだろう
叫びと涙はマルタをおおい、そしてリキュストの海辺をおおうことだろう(第4巻68番・五島勉訳)

なんだか要領を得ないグダ文だなあ、これには票あげられんわ・・・と思ってる、あなた!
この場合、「アジアの巨大なもの」は日本、そして「アフリカの巨大なもの」は北アフリカで軍事展開していたイタリアと解釈します。
ライン川とヒスター(hister)は、当然ドイツ及びヒトラーを指し示しており、この四行詩はドイツがイギリス(マルタ島は昔イギリス領だったので)と戦争をはじめること、つまり第二次世界大戦を予言しているのです。

または。

二つの住居地の中が、夜に、火事になる。
その中に、幾つかの束になった、そしてよく焼けた骨。
それは二つの大川に近く、事実ひとりでに突発するだろう。
太陽、弓、そして雄羊は、その全ての活力を失うであろう。(第2巻35番・加治木義博訳)

これまた面白くもなんともない駄文だなあ、マイナスあげたいぐらいだわ・・・と思ってる、あなた!
先ほどの例をふまえて注意深く読んでみましょう。この四行詩がヒロシマ・ナガサキの、原子爆弾によって受けた災禍(「よく焼けた骨」、「太陽」は雲に隠れ活力を失い、「弓」=兵器は意味を失う)を予言していることに気づく筈です。

そんな感じで、まずは上記に記した、先人らによる強引な解釈を見てもらってですね。「あー、予言の解読ってこういう感じでいいわけね」と了解して頂いたうえで、これらの予言を残した男を紹介しましょう。


そう!
その男こそミシェル・

ヒンデンブログ號
ド・

ヒンデンブログ號

ノストラダムス!!!

ヒンデンブログ號

16世紀のフランスに忽然と姿を現し、謎につつまれた生涯を送った占星術師。彼の記した「諸世紀」というポエム予言書には、後に起きるであろう大事件を示唆した難解な詩がもりもり掲載されてます。
むりやりこじつければどうにかなりそうな(or こじつけるしかない)文章は、これまでにケネディ大統領暗殺(第1巻26番)。アポロ11号の月着陸(第9巻65番)。ベルリンの壁崩壊(第5巻81番)。湾岸戦争(第10巻68番)。ソビエト連邦の崩壊(第3巻95番)などなどをズバリ言い当て、その的中率はなんと99パーセント(五島勉先生調べ)!!

そのノストラダムスが・・・
なんと、大喜利PHP内の出来事も予言していたのです。
どうも、またお会いしましたね。マンジスコセッシさんです。セキルバーグさんの向こうを張ってマンジスコセッシさんです。こんばんわ。

それでは皆さんを、あ、脅威のノストラワールドにご案内しましょう。





予言1

闇夜に密かに書斎におりて、
青銅の床几にひとり静かに座れば、
孤独より立ちのぼるか細き火影は、
信じて徒ならざることをば語らしむ。(第1巻1番・高田勇・伊藤進訳)

数あるPHP大予言のなかで、これこそ最初にご紹介するのにふさわしい一編といえましょう。
真夜中のことです。青銅、これは機械の事を指しています。パソコンの前に座り、大喜利PHPに参加することで孤独をまぎらわせている人のことを16世紀からノストラが幻視しています。

あの、念のため断っておきますが、今回のエントリはずっとこんな調子です。





予言2

月の支配の二十年が過ぎた。
七千年をこえて、その君主政を保つだろう。
太陽が残された日々を受け取るであろう時に、
私の予言は成就し、終わる。(第1巻48番・ノストラダムスwiki訳)

こむぎむーん=「月」ことクロブチさんの永劫とも思える君臨を、大喜利クライマックスシリーズ2においてsol(フランス語で「太陽」をあらわす)itudeさんが打ち破った。その世紀の一戦(2009/3/7 準優勝クロブチ、優勝solitude)を予言した詩編です。かと思いきや意味深な4行目が目につきますけどね。まあ、適当でいいんじゃないでしょうか。




予言3

大都市は機敏な不意打ちを食う
夜襲に胆をつぶし 警備は中断する
サン・カンタンの番人も見張りも皆殺し
番兵も門も打ち破られる(第4巻8節・山根和郎訳)

どこからかいきなり現れて投稿と投票をひっかきまわしていくlivetube勢の「夜襲」。これはいわゆる「荒らし」についての予言です。「サン・カンタンの番人」とは「3分で簡単にボケれる」大喜利PHPを守るガーディアンのことを指し示しています。ちょうど彼らが寝静まってしまった真夜中に事件は起きました。





予言4

攻撃の前に演説がある
ミラノ 待ち伏せにだまされ鷲につかまる
古い城壁は大砲で破られる
火と血の海 助命にありつける者はほとんどいない(第3章37番・山根和郎訳)

「火と血の海」「大砲で破られる」「古い城壁」。なんという物騒な地獄絵図でしょうか。しかしご安心ください、これはレッドクリフ企画(2009/12/19)の事をあらわしているのです。「ミラノ」は当時実況ラジオに参加していたミラちゃんは天使さんのことを指します。





予言5

異様な小鳥の声が聞こえる
呼吸する階の管の上で
小麦の桝がうず高く積まれすぎて
人間がむしゃむしゃ共食いを始める(第2巻75番・山根和郎訳)

「呼吸する階」は、呼吸のように規則正しく時を刻むPHP上部のカウンター。そのうえにはラジオのon airボタンがついていますね。そこをクリックするとラジオDJの小鳥の如きおしゃべりが聴こえてきます。DJと複数のゲストが前に出よう出ようと共食い状態を起こすのもよくある光景。ラジオブームについての予言です。





予言6

新来の者は護りのない土地を囲み
人の住めない場所を占めるだろう
やがて牧場 家 田畑 村や町がうれしい贈り物となろう
飢饉 悪疫 戦乱 広い耕作地(第2巻9番・山根和郎訳)

「サンシャイン牧場」や「ひつじ村」に代表されるmixiアプリブームの到来を予見してたんでしょう。





予言7

ある日二人の強者が友人になるだろう
彼らの強大な力がさらに大きくなるのが見られよう
新しい土地はその力の絶頂をきわめるだろう
血の男に数字が報告されるのだ(第2巻89番・山根和郎訳)

関ヶ原についての予言です。「二人の強者」は鯖管さんといかそうめんさんのことを指しています。彼らの協力があって大型企画・関ヶ原が誕生し、大喜利PHPの可能性はさらに広がりました。「新しい土地」=青い部屋も誕生し、「血の男」=赤い人は100人を超える参加者にも動じない新鯖に大満足のご様子。赤い人、変なおっさんが16世紀から覗いてますよ!





予言8

狼が入りこむ市に
敵がすぐそばまで近づく
異国の軍勢が大国を蹂躪し
友人はアルプスの壁を越える(第3巻33番・山根和郎訳)

これについては、PHP時代より少し過去に遡らねばなりません。そう、CGI時代について書かれた予言です。当時、CGIで最大の勢力を誇っていたのは@狼軍でした。しかし、一時期ですが彼らにこっそりと近づいて蹂躙していった恐るべき敵対勢力がいます。それは一体何者か?「アルプスの壁」という単語に注目してみましょう。これは、アルプススタンドを超えてやってきた@野球軍(2007/12/11)のことを示しています。





予言9

彼らは、長い間泥沼の闘いに駆り立てられよう
田舎は惨禍にあえぎ
町や市はもっと大きな闘争に巻き込まれ
カルカソンヌとナルボンヌはみずからの心を験されるだろう(第1巻5番・山根和郎訳)

大喜利PHPを二分した或る2人の争いについての、悲しく忌まわしい予言です。「カルカソンヌ」こと観音さんヌ、「ナルボンヌ」こと納豆Qボンヌさんの対立、及びその余波についての詩編。小林克也さんが流暢に発音したと思って読んでください。





予言10

トブルクはしばし蛮族の艦隊を怖れる
さらに時代をくだって今度は西洋の軍艦の群れを
家畜 人間 財産 ことごとく大いなる損失を蒙るだろう
牝牛座と天秤座が演ずる何と凄絶な死闘(第1巻28番・山根和郎訳)

「トブルグ」とは「どぶろぐ」のことを指しています。ちゃんこフォンデュさんとみっこりんさんが営まれている大喜利PHPのポータルブログ「どぶろぐ」。彼らのレギュラー放送mi-radioに「西洋の軍艦」=くろふねさんが現れて、場をしっちゃかめっちゃかにしていく様子が予言されています。さらにそれだけではなく、「牡牛座」牛→ホルスタイン→クロブチさん、天秤座産まれのちゃんこフォンデュさんが「クロブチが倒せない」を軸に熾烈な争いを繰りひろげる様までもが記されています。





予言11

ヴァンドームがただちに おおいなる支配の座につくだろう
ノラリを若干うしろへ追いやって
蒼ざめた紅の者 空位期の人物
驚愕の若者 野蛮人どもの恐怖(第9巻50番・山根和郎訳)

これはドリームマッチの結果発表ラジオについての予言です。「ヴァンドーム」とは板東英二さんの物真似を得意とするくろふねさんを意味し、放送終盤に登場した彼がいつのまにかその場の空気を掌握、のらりくらりとした風情の地球のおにもつさんを隅へと追いやり、さらに赤い人まで凍りつかせたことをストレートに描写しています。まさに「驚愕の若者」。おそるべき「野蛮人」!





予言12

フランス人のなかで誰よりも名誉に乏しい男が
敵を倒して凱歌をあげるだろう
彼は実力で権力と領土をもとめ
そのとき突然嫉妬ぶかい人間が撃たれて死ぬ(第3巻100番・山根和郎訳)

「フランス人のなかで誰よりも名誉に乏しい男」こと、ちゃんこフォンデュさんが見事に緑40000回を制覇しグリーンエンペラーの称号を手にしたことについての予言です。さらに彼は緑55022回において史上最多得票31票場外ホームランを打ちました。それまでの場外HR記録ホルダーだったうーちゃんさんはこれをみて嫉妬に倒れてしまったそうです、ノストラダムスに言わせると。





予言13

ケルトの右側からゴールの王様が
大いなる君主国の内紛を目にして
三頭の豹の上に王威を誇示しよう
強大な聖職層の王を敵にまわして(第2巻69番・山根和郎訳)

「ケルト」と「ゴール」=蹴るとゴール、すなわちサッカーのことを表しています。「大いなる君主国」=狼板の内ゲバに愛想を尽かしたちゃんこフォンデュ皇帝(サッカー大好き)は板移籍を決意。移籍先は「三頭豹」=白豹フィーゴ、黒豹エウゼビオ、浪速の黒豹エムボマの上ですから当然@海サカ。ゲルトエンペラー@海サカの誕生についての予言です。




なんとまあ驚くべきPHP大予言の数々!びっくらこいたでしょう!頭痛くなったでしょう!
僕はいま、もうれつにあたまがいたいです!
ノストラダムスのPHP大予言・・・
信じるも、信じないも、あなた次第!


ダム公の「諸世紀」(ただしくは「百詩編集」)にはもーーっともーーーっと予言が収録されてますので、皆さんも「おっ、これはアレじゃねーの・・・?」っていうのを探す遊び、やればいいんじゃないですかね。
解読協力してくれたみっこりんさん、ありがとうございました。それではまたいつか!