批判するということと、本質。 | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

よく野球を批判する人は、あんな棒遊び云々・・・といったようなことを言う。

ゴルフを批判する人も、大体似たようなことを言う人が多い。

ロックを批判する年配の方は、ただひたすらにうるさい、とか、皆同じに見える(聴こえる)と言う。


ここで僕が言いたいのは、では彼らは本質を知っての上でそういう批判をしているか否か、ということ。

野球は単なる棒遊びでしょうか? 違う。ゴルフも同じ。ロックは皆同じでしょうか? もちろん違う。つまり本質を捉えていないのに、大胆にも批判をしているその姿勢は、ちょっと僕個人的にはあまり好きにはなれない。

僕は韓国ドラマが好きではないけれども、批判はしない。韓国ドラマの本質を知る感性が僕に欠けているからだ。

僕の父親はお笑い番組を「くだらない」と言って、物凄い勢いで批判するが、あれはくだらないからこそ面白いのであって、もうその批判の仕方からして、どこかおかしい。

ドラマもそう。設定があり得ない、とか、日本でこんなに銃を撃ちまくるのはおかしいだとか、やっぱり本質からずれていると思う。


何かを本気で批判出来るのは、それに本気で夢中になれる人だけではないだろうか? と僕は思う。本気で批判する=本気で好き。としても良いとさえ思う。


だから僕は本気で演劇というものを好きにならなければいけないと思っているし、最近は芝居を観る機会というのを積極的に求めてもいる。

まだまだだけれども・・・。



映画、演劇、小説、ドラマ・・・



役者なら当然好きであるべきで、本気で批判が出来るべきだと、僕は思うのです。


マニンゲンの方々はどうですかね? 本気で批判出来ますかね?