この店は中環の急な坂道の途中にひっそりとあります。

1955年創業というとても古いお店、味のあるたたずまい。そしてお店に入るとコーヒーのとてもいい香りが漂い豆を煎ったりひいたりしている音が響いています。ただここではコーヒーを飲んだりすることはできません。あくまでも豆を売っているだけ。たまに飲めますか?と飛び込んでくる人がいますが残念ながら…。

 

ネットでこのお店の存在を知り、是非行ってみたい!!と思い坂をずんずん登ってから数年。毎回訪港するたびにこのお店を訪れ、豆をいただいて帰っています。

 

買ったことはありませんが、コーヒーを入れるための道具も色々置いています。豆をひいてもらっている間に見てるだけでも楽しいです。

 

 

豆の種類はブレンドはじめ何種類か置いています。特別な豆もありますが何があるかは行ってみたときのお楽しみ。お店の facebook を見ると今ある豆を紹介してくれています。ちょうど香港に行くときにコレが欲しい!!という豆があればメッセンジャーで頼んでお取り置きもできるみたい。

またクリスマス時期には特別ボックスなんてのもありました。ちょうどその頃香港に行ったのでじゃあいっちょ買ってみようとホテルに荷物を置いてすぐにお店に行きましたが、「もう今日の分は売り切れちゃったよ」と言われてしまいました。でも月曜になら用意できるよと言ってもらえたので頼んでおいてまた2日後にあの坂を登って取りに行きました。やっぱり欲しいと思ったら予約必至と痛感しました笑い泣き

 

これがクリスマスボックス

 

後ろから

 

普段は100gからの注文ですが、これは50g袋が4種類入っていました。この時はニカラグア、パナマ、エチオピア、コロンビアの豆が入っていました。

 

いつも変わったものを~と思ってなかなか普通のを買えなかったのですが、今回ようやくダブルモカを買いましたが、その時思ってもいないことを言われてしまいました。

「今年の10月に……………」

はい?今なんと言いました? move と言いましたか?お引っ越しすると言いましたか??えー!!なんでなんで???びっくりびっくりびっくり

どうやらお店の周辺最近の香港あるあるの再開発されることになったらしいですガーン。このお店がなくなっちゃうのーーーえーんえーんえーん

 

まだ半年ほど先の話、なぜ私にしてくれたのでしょう?年に数回しかお店に行かないただの日本人観光客の私ですが、実は私のこと覚えてくれてるんでしょうか?嬉しい、けれど今はそんなこと喜んでる場合じゃない。でも教えてくれてありがとうございます。大事件です!もう驚きすぎてただでさえつたない英語が全く出てこず、思考回路も止まってあわあわ言っただけでお店を出てしまいました。せめてこのお店がなくなるのが大変残念で悲しいということくらい伝えれば良かったえーん。この辺りがPMQのようになるのか、PMQの近くにこのお店が引っ越すのか、なんか言ってくれましたがもう思考回路止まってたので理解できませんでした。ただ引っ越す時には新しい住所を facebook でお知らせするからとのこと。

 

そんな衝撃的なお話をしてくれたお店の方、「今年の10月にここ引っ越すのよー」と軽い感じで話してくれました。色々思うところはあるけれどまあ一介の観光客にそこまで言う必要はないからなのか、この建物がなくなることはあんまり深刻に思っていないのか、正直なところはよくわかりませんが、この辺り数年後にはどんな風に変わってしまうんだろう。悲しい気持ちでトボトボと坂を下っていった2018年5月の出来事でした。

あと1回くらいここにまた来られるかなショボーン

 

 

Olympia Graeco Egyptian Coffee

奧林比亞接臣咖啡

中環奧卑利街24號地下(2018年10月まで)

2017年の11月に尖沙咀に台湾カステラのお店ができました。何それ目?食べてみたい!!

 

でもお店で食べるとかでもホテルに持って帰って食べるとかの大きさでもなくて、日本に持って帰らなくてはいけない大きさ(たくさん食べられる人はホテルで食べてもいいのですがねウシシ)。なのでまずお問い合わせをしてみました。何日日持ちしますか?お店のお休みはいつですか?返事は日持ちは3日間、お休みは月曜日とのこと。私はその時火曜日の朝帰ることになっていたので月曜に買って持って帰ることができれば一番良かったのだけれどそれは無理みたい。日曜日の閉店前に買うしかないな…。

 

土曜日の閉店時間頃にお店近辺にいたので様子を伺いに行ってみたところ長蛇の列アセアセ。お店ができたばかりでは仕方がないよね。それにこんなに並んでいたら数に限りもあるんだし買えない人もいるだろう。香港に住んでいたら悔しいけどまた今度買おうってできるけど私はそうはいかない。確実に買うためには開店直後を狙うしかないなと思いました。

 

日曜日、開店時間の10時少し前に店に到着。すでに3人並んでいました。でもこれなら一巡目で買えるキラキラ。前にいた人にこのお店に並んでるの?と聞いたらそうだよと言ってくれたのでその後ろに並びました。

 

でも10時15分を過ぎてもお店のシャッターは半開き。あたりにいい匂いは漂うものの一向に開店する気配はありません。しびれを切らした一番前に並んでいるおばあちゃんがシャッターの奥に向かって「早よ開けんかい!(多分そんな風なことを言ったんだと思う)」と怒鳴ったところやっとお店が開きました。お店で焼いていて焼けた順に売っていくから焼き上がりがなくなると次が焼けるまで待たないといけないし、全部なくなると閉店なんですよね。このときはお一人様2個までと書かれていました。

 

味はプレーン味とチーズ味。焼きたてのとろっとチーズが流れてくるチーズ味もちょっと心引かれるけどまずはやっぱりプレーン味だよね。

 

 

やったビックリマーク買えました!!まだ温かいよ!!

ここでちょっとちぎって食べたいけれど我慢我慢。朝からこんなのを買っちゃって、結局これを持ったまま夕方近くまで街を歩き回ることになっちゃったけど、買うのを楽しみにしていたのでいいのですラブ。(でも実はこれ保管するのなら要冷蔵なのです。涼しい時期だったからそうしちゃったけど暑い時期は気をつけてくださいね)

 

そうして無事日本までたどり着いたカステラ。受け取ったときずしっと重くて驚きました。日本のカステラを想像してたけどこれは違うものですね。

 

卵と砂糖と小麦粉の優しい味。横から見るとこんな感じ。生地が詰まってますね。時期によってはチョコレートの粒がたくさん入ってるバージョンとか作ってたりいろいろメニューを考えてるようです。尖沙咀のど真ん中でカステラだけでやっていくのは大変かもしれないけど、頑張ってくださいねニコ

 

 

占師傅(Jim Bakery)

尖沙咀加拿分道6C號集友大廈地下6號舖

九龍灣の工場街でチョコレートの製造販売をしているという情報を知ったのは香港のお友達の facebook でした。

なんか気になるビックリマーク食べてみたいビックリマーク

でもその当時は店舗では売っていなくて通販のみ。試しにメールで直接買いにいけるか問い合わせてみたところ、HPで注文したあとにその旨伝えてくれたらお店に取りに来てもOKとのことだったのでありがたくそうさせていただきました。

そうすれば自動的に九龍灣の工場街探検もできちゃうぞー爆  笑

バスを降りて周辺をウロウロ(というか迷っている)。丁度お昼ご飯時で周りの飲食店も繁盛しててちょっと心引かれるけれど私はさっさと目的を果たさなければ。いや住所ではこの辺りなんだけど、どこにあるんだよ。

はてなマークここはてなマーク入ってくのはてなマーク

その中のビルのひとつ、薄暗~い入り口の奥のエレベーターの所にいたおじさんに「ここに行きたいの。ここで合ってるはてなマーク」と聞いてみたら「合ってるから乗れ」と荷物運搬用エレベーターの檻の中に入れられてしまった。

ういーん、ゴトゴト

荷物エレベーター、ぐらぐらして怖いけど楽しい…てへぺろ

でもおじさん、連れてってくれたお店はホントは違っていたよ。どうもお店の人と話がかみ合わないと思ったら階を間違っていたよ。結局その店の人にまた正しい階に連れてってもらったよ。

 

着きまして無事購入できました。

お店の人に(あとで調べたらオーナーさんだったびっくり)どうしてこの店を知ったのはてなマークとかいろいろ聞かれて自分の語学力の無さを思い知りました。そして名刺までいただいて帰りました。もしかしたらオーナーさんは私は日本で香港のガイドブックとか作ってる人かメディアの人と思ったかも知れないけれど、私はただの香港好きな会社員、このお店を大々的に紹介できる術を全く持っていません。こんな所で(今頃になって)ひっそり紹介してるだけです。ごめんなさいごめんなさいえーん

ここのお店のチョコレートはコーヒー味のダークチョコレート(黒)、玄米茶味のホワイトチョコレート(白)、バラとラズベリー味のチョコレート(ピンク)の3種類で、それぞれアルファベットと数字・記号が刻印されていて、それを組み合わせて箱に詰めてメッセージを作れるという「チョコレートレターズ」という商品が主になっています。ちょっと特別な贈り物にいいかもしれません。

私がお店に行った頃は開店したばかりでまだあまり商品はありませんでしたが、今は模様が印刷された板チョコも種類が増え、パルミエだけでなくクッキー類も増えています。私がお店に行った頃は通販のみの販売だったので、ネットで注文すると自動的に送料も計算されてしまったので、送料分以上の値段の商品もいただいて超えた分はお店で現金で支払うという方法をとりました。

でも今は時々ポップアップショップができるので facebook やインスタグラムをチェックしていたらお店で購入も可能になりました。

 

香港 made のチョコレート、いかがですかラブはてなマーク

 

 

SAYVOUR
香港九龍九龍灣偉業街89號昌興工業大廈六樓全層
http://www.sayvour.com.hk/

インスタグラム:https://www.instagram.com/sayvour_hk/

でかい西多士を食べてお部屋に戻り、荷物を開けて整理したりベッドでゴロゴロしたりしていたけれど、このまま寝てしまったら夜中にお腹が空くだろうし、このままゴロゴロしていても香港まで来て何してるのという感じだし、で、えいやっと重い腰を上げてお出かけすることに。銅鑼灣まで出てちょっとブラブラして、これだったら自分のお腹の具合で選べるからいけるかなあと車仔麵屋さんへ行ってみました。

 

テーブルに置いてあるメニューとペンを取って自分の好きなスープ、麺の種類、具から自由に選んで印を付けます。お腹が空いていたらもっと具を選べたけれど、どうしてもはずせない大根とお揚げさんで具は自動的に決まってしまい、麺は一番お腹に軽そうなはるさめっぽいやつに。そしてスープはやっぱり清湯ですよね。

 

大変普通のビジュアルの一品が出てきましたてへぺろ。ここに豚の血を固めたのとか乗せたらもうちょっと香港らしかったんですけどね。

 

お腹に優しい車仔麵でした。ごちそうさまでした音譜

 

…と終わりたいところですが私の場合そんなにキレイに終わりません笑い泣き。2・3時間ほど前に食べた西多士が消化されてるわけもなく、これ底を掘れば実は大根がエンドレス状態で出てくる。せめて具だけでも全部食べなければーと必死で食べて、麺は少しだけしか食べられず、お腹がちぎれそうな状態でマイタンしたのでした。帰り道一歩歩くごとに大根やお揚げさんが吹けるぞーえーん

 

…素直に近所のコンビニで夜中にお腹が空いた時用の食料を買うだけにしておけばよかった。また改めてスープ染み染み大根とお揚げさんを食べたいです。

 

 

新記車仔麵

銅鑼灣登龍街49號地下B舖

香港初日。

●時に到着するからこれこれこういうルートで●時にはホテルに到着できる。少し部屋で休憩して近所でちょっとおやつしてから両替に行って……。なーんてシミュレーションしてたら飛行機の出発が遅れるってガーンもうすっかり香港初おやつで西多士を食べる気になっているのにこの口をどうしてくれるーーープンプン。そうして遅れて香港に到着し、そういう時って何もかもグダグダで、お部屋に荷物を放り込んだ時点で両替屋閉店15分前。部屋でひと休みどころか両替屋までダッシュする羽目に。

 

閉店数分前に何とか両替は完了し、さてこんな時間にどうしようかと思ったけれど、やっぱりあの西多士西多士と頭から離れなかったのでもと来た道をトラムで戻って水街の坂を少し登ったところにあるこの店へ行きました。

 

入り口すぐの席に座って注文、しばらく待ってたら出てきました。

 

他のお店の西多士よりでかっ!!

でもこれをやってみたかったのー爆  笑

 

でろーんドキドキ

しかしひとりではうまくできませんでしたね笑い泣き。サクッと切ってとろーんとカスタードが流れ出る動画がネットでたくさんアップされてたので私もやってみたかったけど、ひとりではこれが精一杯。せめてもうちょっと派手に流れ出させて撮った方がよかったですね。これじゃ卵生焼けじゃんって感じー。

 

この流れ出る状態を作るためなのか他店より約1.25割増しの大きさの西多士。お腹が空いていたから全部食べてしまったけれど、もうそろそろ日暮れだよって時間に小食の私がこんなものをおやつとして食べてしまってその後どうするんだよ…。

 

 

周記點心

西環西營盤水街東利大厦地下H1號舖