muchとmanyの世界 | 満願寺窯 北川八郎

満願寺窯 北川八郎

九州、熊本は阿蘇山の麓、小国町、満願寺窯からお送りするブログです。
北川八郎の日々の想いや情報を発信してまいります。

断食の始まりの頃、私は森の中で逆光の朝陽に浮かぶ木の数を「美しいな」と一本一本数えていました。

 

やがて断食の終わりに近い35日を過ぎたある日、夏の草が骨と皮だらけになった私の体に、圧倒的なエネルギーで押し寄せてきたのです。

 

弱っていた私は その緑の生命力に驚いてしまいました。

初夏の圧倒的な草のエネルギーの下に、数えきれない「much」の世界を見てしまったのです。

 

木も草も虫も「many」ですが、数えきれない 目に見えない「much」の世界が厳として存在していて、数えられる「many」が死ぬと溶けてしまい「much」のエネルギーとして浄化を伴いながら吸収されることを知りました。

 

「そうか、すべてはmuchから始まってmanyとなり、またmuchに返るのか」

純白の意識の中で強烈に感じたのでした。

 

お金も経済も「many」ですが、それを動かすものが「much」というエネルギーなのです。

 

お金を遣うということは、心のエネルギーのとの交換です。

 

希望・勇気・優しさ・思いやり・笑顔・生きる元気・心地よさ・・・そういうものが

 

人々を幸せにしますから、それが湧きあがるものを提供していけば、

 

私たち人間は地球でトラブルなく、ずっと生きていけると知らされました。

 

(サンマーク出版「無敵の経営」より)

 

 

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10月7日~9日 名古屋断食会

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