断食の始まりの頃、私は森の中で逆光の朝陽に浮かぶ木の数を「美しいな」と一本一本数えていました。
やがて断食の終わりに近い35日を過ぎたある日、夏の草が骨と皮だらけになった私の体に、圧倒的なエネルギーで押し寄せてきたのです。
弱っていた私は その緑の生命力に驚いてしまいました。
初夏の圧倒的な草のエネルギーの下に、数えきれない「much」の世界を見てしまったのです。
木も草も虫も「many」ですが、数えきれない 目に見えない「much」の世界が厳として存在していて、数えられる「many」が死ぬと溶けてしまい「much」のエネルギーとして浄化を伴いながら吸収されることを知りました。
「そうか、すべてはmuchから始まってmanyとなり、またmuchに返るのか」
純白の意識の中で強烈に感じたのでした。
お金も経済も「many」ですが、それを動かすものが「much」というエネルギーなのです。
お金を遣うということは、心のエネルギーのとの交換です。
希望・勇気・優しさ・思いやり・笑顔・生きる元気・心地よさ・・・そういうものが
人々を幸せにしますから、それが湧きあがるものを提供していけば、
私たち人間は地球でトラブルなく、ずっと生きていけると知らされました。
(サンマーク出版「無敵の経営」より)
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