溢れる涙は…。 | 漫画症候群

漫画症候群

漫画大好き腐女子です。
ほとんどBL漫画ばかりで雑食です。
たまに暴走するのでご注意下さい!!

この頃、強風にやられています。
向風で自転車を漕ぐのは辛い…。
とくに坂は!!
朝はいいけど、帰り力尽きます。
だんだん、途中でペダルをこぐ気力が無くなってくるよ。
ピンチですね。
さて、漫画の感想を!!



『かなしいいずみ』(作:北別府ニカ)
〔あらすじ〕ヘタレで泣き虫ないずみ。そんな彼を世話するのが、しっかり者の幼馴染み・陽介の日課。
高校生になってすごくカッコよくなった今でも、いずみは何かと失敗する度、目に涙をためて陽介を見てくる。
その涙は、陽介の欲望を煽るとも知らず…!?
「おれが泣くとえっちな目で見るのはどうして?」
究極の泣き虫ヘタレ攻×クール眼鏡受の学園ラブストーリー。
表題作ほか、読み切り、描き下ろし番外編もたっぷり収録!



全体的にほのぼのした話です。
ヘタレないずみは、日本とブルガリアのハーフで、幼いころは天使みたいだと陽介は思っていて。
髪が金色で目が水色だからね。
その日、が2人の出会いなのです。


で、11年たって陽介はいずみの世話役になっていました。
いずみの泣き顔見ちゃうとついつい世話したくなっちゃうんだろうね。


陽介がワイシャツの袖でいずみの涙を拭うのがたまりません。( ̄▽+ ̄*)
なかなかありそうでないよ、こんなシーン。


大事すぎて、可笑しな関係を指摘されちゃって、距離をおいてしまった陽介。
変な所でいずみは強かったです。泣いちゃうけどさ。

いずみの優しさが、意地を張っていた陽介を解き放ってくれて、良かった。
結局、いずみの涙は好きらしいけど。



後半で、イギリスと日本のハーフである真木(転校生)が登場してきてビックリしたよ。
ちょっとだけ、真木と先生の話があったんだけど、これから2人の関係が進むってところで終わってしまったので、続きが読みたい!



「ビールの泡」
扉絵がまさかのセーラー服を着たつばめ。
とっても似合ってます。


この話は数年越しの恋って感じでした。
学生時代に想いを寄せていた後輩・猪瀬もつばめを想っていた。が、男でも女でもいけるならと身をひくんです。
再会が、猪瀬の結婚祝いとは…。



なんていう展開!!
内容的にドロドロっぽいけど、全然ドロドロではなかったです。
ある意味、結ばれた後、猪瀬は大変だけどね。



「ドラマチック」
三角関係っぽい話。
バイト先で好きになった瀬尾に告白して、「ごめん。俺、ヒモがいるんだ」という理由でフラれてしまった森山。


瀬尾がヒモぢゃなくて、ヒモがいるっていうのに驚きました。Σ(゚д゚;)
まぁ、長年の幼馴染みなんだけど。


そのヒモには彼女がいて。
だけど、瀬尾も大事だったようで。
25年間も一緒だったからね。


直球な森山がなんだか清々しかったです。
本当に瀬尾を大切にしてあげてください!!



「恋をしましょう」
役者とサラリーマンの話。
年の差で甘酸っぱい恋って感じです。


昔のように仕事に精が出せない持田。
ある時、行きつけの居酒屋で愚痴っていた時、新人のバイト・ユキに怒られて。


ちょっとずつ縮まっていく2人の距離にキュンキュンしました。(/ω\)
結構、最悪な出会いからだんだん惹かれあっちゃう話は好きです。


この恋が2人をプラスの道に行かせていたり。
まさか、ユキが入っている劇団が男性のみで構成されていたとはっ。
しかも女性約だったし。
ラブシーンは複雑だろうね。
かなり……。





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