ずっと言えなかった言葉。 | 漫画症候群

漫画症候群

漫画大好き腐女子です。
ほとんどBL漫画ばかりで雑食です。
たまに暴走するのでご注意下さい!!

iPodに内蔵されているソリティアを5回連続クリアしました!
あれって、どういうパターンでか分からないけどクリアしたあとのKINGの動きが違うんですね。


さて、『公爵の秘めた接吻』(作:藤河るり)を読みました。
この話は、サザランド公爵とルイス王子は世を忍ぶ秘密の恋人。
だが、公爵の曇り無い愛にくらべ王子の態度はツレなく公爵の渇望を煽るばかり……。
「王子を自分だけのものにしたい…たとえそれが貴方を苦しめたとしても」
美貌の公爵と一国の王子、禁じられた恋の駆け引き!




ハワード(サザランド公爵)は『貴族の青い接吻』のギルバートの友人です。
前作にもちょくちょく登場して、ルイスとの短編も収録されてました。



闇色の瞳、宇宙の瞳。

『貴族の青い接吻』の感想




一国の王子と言ってもルイスは三男坊なので跡継ぎ問題はありません。
また、同性の結婚も認めているようで。



でも自分の立場からハワードに対して愛の言葉を言えずにいます。
ハワードは承諾しているけど、ルイスは辛いと思うよ。



基本的にハワードは黒くて独占欲が強い人なので、ルイスが女性との噂が報道されてて、色々と手をまわしてました。
恐ろしい人だね。
それほど好きなんだろうけど。( ´艸`)
二人の間には問題がありすぎて前途多難なのです。



貴族の話は色んな意味でゴージャスです。
日本の貴族もいいけど、英国の貴族は違うものを感じます。
あまり貴族の話に巡り合えないんだよね。
探しがたりないのかも。



それでルイスの事件が終わってから、ハワードに婚約者が決まったという話が…。
ルイスはハワードの将来のために身を引いちゃうんだよ!!



健気すぎる。(*´Д`)=з



そして、パブリックスクール時代の2人が可愛すぎる。
あのハワードに幼い面影がっ。
ハワードと目が合っちゃって、恥じらうルイスがっ。
昔から色気ありすぎです。(///∇//)




一番印象的だったのはハワードと別れて3日後、ルイスの兄の結婚式で2人参列しているんです。
式典の途中で、誓いの言葉を聞き、ルイスが涙を…。


永遠の愛を自分で手放してしまったから。


もう、悶えるしかないです。ハッピーエンドだけど、悲恋っぽいのがたまらないです。
ルイスの泣き顔好きだ!!ヘ(゚∀゚*)ノ


あ、変な人ぢゃないですよ。
ハワードも理性を保つのが大変だったんぢゃないかと。



「赤い果実」
兄弟モノです。
兄は優等生で生徒会長であり、弟を目障りだと感じている役員に暴行される話。



兄さんは弟くんが気づく前から弟ラブだったようで。
リンゴが微妙に関係してます。
やっぱり禁断の果実だから?


そして、兄さんは黒かった!!
役員全員、海外留学に…。



「君がご褒美」
水泳部の先輩と後輩の話。
後輩くんが、先輩の記録を破ったら好きさせてもらう約束をしちゃったというもの。


この2人はこれから恋が始まるって感じです。
後輩は気があるけど、先輩はちょっと成り行きというか、約束だかというところもある気がします。




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←貴族モノいいわ~