“健康で文化的な最低限度の生活”は現在最新刊は4巻まで出ています。小学館から出ていますが…意外性が…。テーマの」『生活保護』というと…かなり重い社会ネタなので出版社にギャップを感じるのは私だけでしょうか?(おじさんなのでコロコロのイメージが抜けません)何より気になったのは…読んだ方の評価です。書き込みを見ると…
①福祉事務所で勤務するCWのお話しです。なかなか福祉事務所をテーマとした作品は少ないので勉強になります。生活保護とは何か?考えさせられる作品です。
②生活保護を受けている方々との対応を通じて苦労する様子が良く伝わって来ます。
③連載開始当初から、特ウチらケースワーカーの間でかなりの話題になった作品です。
気になったのはこの三つです。最近暇があったら電子書籍を読んでいますが、今のマンガはいい意味で『大人の作品』が多いと感じるんです。ブログ内に読み漁った漫画の紹介や感想を書いていますが…ナースの物語なら、ナースの実像に迫るっ!というより、そのまんま実際の医療現場全体を細かく調べ上げて、それを読者に“魅せる”作品が流行りに負けない『名作』になっていると思います。無料でマンガ1巻を読むときには、読者の感想をチェックしますが、星が多かったり、内容の濃いレビューは現実さがある作品が多いんです。
“健康で文化的な最低限度の生活”は市役所で福祉課に配属された若手職員が主人公ですが、実際に働いている現場の人にも話題になっているということは…読者に主人公のいる現場を疑似体験させてくれると私は思うんです。自分に合う、合わないはどうしても人によって違うとは思います…。1巻読んで、次はちょっと内容を紹介しますね。