夜になって彼女はヴァイオリン教室へ、私は友達とGo! Goriziaというprosciutteria(豊富な生ハムが売りの、食事も出来るワインバー。早くて安いので忙しいビジネスマンらが昼に利用することもある。)へ出かけ、ワイン5種類くらいとカモシカや七面鳥、スペイン産の黒豚、サン・ダニエーレ産のプロシュットなど7,8種類を食べた。黒豚のプロシュットがあま~くてとっても美味しかった。ちなみにこの店に入ると正面に黒豚のプロシュットがぶら下がっている。
 そういえばここでもノヴァ・ゴリツァのカジノの話になった。今度ペルラの側に新しいホテルを建設し、ヴェネツィアまで来たアジア人観光客を呼び込む計画があるというのだ。スロヴェニアは観光地としての潜在力に富んでいるものの日本ではまだなじみがない新しい国。今後は日本を初めとするアジア諸国からの観光客数が増える見通しがあるそうだ。
 そうそう、11月にブルダでサン・マルティーノのパーティについて書いたんだけど、あのときなんと1人辺り3本(!)空けたという話を聞いた。翌日キツかったはずだわ。
 飲んで食べた後、お城の辺をぶらぶらして11時前に帰ったら、家にはトレント大学で学んでいるというGiuliaの友達が来ていた。ここでまたテーブルワインを1杯。この辺に住んでるとワインに恋してしまうのは不可抗力だと思う。