少し、昔話をしたくなった (その3) | 登山やらナンやら

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今年も

この季節が

やって来た



あの頃と同じ

あの香りを

連れて...






































冷静になると、なんで
こんな記事書いてるんだろって思います。
浸ってる感じの文章も痛い...
痛すぎる...(汗)











よし、今回で完結させよう...
今日はすでに酒も入ってるし、
執筆準備はOKです!(笑)










えっと、再会して・・・
別れ際、僕が取ったアル行動
ってところからでしたね...







































やっぱりまた、話しが弾んだんだ。
悶々と過ごした時間の溝を一瞬にして
埋めるかのような楽しいヒトトキ...










「なんか二人、イイ感じじゃん」
他のメンバーから冷やかされた
ような気もするけど・・・
周囲のことなんか、目に入らなかったな。











別れ際、すでに僕の頭の中の
大部分を占領
しているあの娘への思いを
なんとかして、伝えようとしたんだ。










前もって考えていたのか、
その場で思いついたのか、
は、想い出せないけど...










「あのさ・・・一週間...
禁煙してみる・・・
これ預かってて...」










そう言って、
あの娘へタバコを
渡したんだ。

キョトンってしてたっけな。



































今現在はタバコ、全く吸ってないけど、
当時僕はヘビースモーカーで
一日2箱ぐらい吸ってたの。
常時タバコくわえてる感じ...











タバコ吸ってた人はわかると思うけど、
このレベルの喫煙者が
突然一週間も禁煙するって、
かなりの拷問なのです。










でも、そんな辛いことだって
君のためなら出来る!
そんぐらい真剣なんだよ!
ってなニュアンスのことを、
それとなく伝えたかったんだ。










まあ、説明もしてないから
伝わるわけないんだけどね・・・










タバコを預かってもらう。
それが、あの時の僕が出来る
精一杯の告白
だったんだ。


































それから一週間の禁煙生活が始まった。
自分でも、彼女への思いが
どれほどのものなのか、
その気持ちの本質を確認したい
というのもあったかも知れない。









仲の良い男友達、1人か2人には
禁煙している理由を
照れつつも説明した気がする。









そんな僕は、彼らの恰好の獲物
になったのは言うまでもない。
あの手この手を使って、
なんとか挫折させようとするわけよ。









ニャロー!
イイ親友を持ったものだ。










心ないヤツらの攻撃にも耐え忍び・・・
一週間ぶりのタバコ
あれは、やばかったな。





























それから数日後の再会時...













「あー、そういえば、禁煙やったよ」














『ありがとう・・・』

とあの娘...














「えっ?」













『その気がなきゃ、
受け取らなかったよ・・・タバコ』















「あっ、うん...」























しまった!
全部、バレてた!








こうして、あの夏に僕たちは、
付き合い始めたんだ・・・































後日、彼女の家に行った時、
机の上に大事そうに飾ってあったんだ。
見覚えのあるタバコがね...






(実話)