『情報デザイン』ワークショップに参加しました!
新横浜駅にある横浜デジタルアーツ専門学校にて、
平成20年度 第2回情報部会研究会がありました。
なんと!
高等学校教員が対象の情報デザインワークショップ ですよ!
参加者は、16名(高等学校教員+企業の方)
講師 浅野智先生より、
今日1日、コンピュータは一切使用しない講義&演習
『情報デザイン』のエッセンスを教えていただきました。
1日の流れ
① 講義(情報デザインとは)
② オブザベーション(演習)
昼食(学食にて)
③ ペルソナ/シナリオ分析
④ プロトコル分析
⑤ 質疑応答・感想
終了
⑥懇親会(土間土間にて)
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②’オブザベーション(観察)を中心にしたデザイン
演習課題
横浜本社にある「イワサキ製菓」は、夏のお中元商戦に向けて新しいフルーツゼリーを企画したい。
特に盆暮れの挨拶には縁遠い若い女性が送りたくなるような商品にしたいと考えている。
既存の商品にあまり開発費を掛けないで考えて、新しいデザインやサービスを提案すること。
制限時間:30分
○グループワーク
・アイディアスケッチ→見栄え中心
・実際に、食べにくいゼリーを食べる
→一連の流れを書き留めていく →気がついたエラーをメモし、改善点を考える
③’【ゼリーの送り手】*【ゼリーの貰い手】について
似顔絵・年齢・性別・職業・所属・スキル・性格・趣味・住んでいるところ・家族構成など
・ゼリーの送り手がゼリーを送る理由
・ゼリーを貰った人が食べるときの気持ち
・ゴールにたどり着くまでのシナリオ
実際に、②③を踏まえて、どのようなゼリーを送るとよいだろうか?!
・4人1組のグループごとに前に出てプレゼン(質疑応答)
④’開発者とユーザのギャップ
使いにくいディジタル時計の時間設定を通して、エラーの原因を調査
⑤’*参加者の感想より(一部)*
・チーム分けをしていろいろな人と実習したい/学生など世代の違う人も交えて
・資料がたくさんもらえてよかった
・テキストや参考書を教えてほしい
・『情報デザイン』は普遍的で使える
・実体験が出来てよかった
・最近の家電の使いにくさにつかわないこともある
インターフェースをつかいやすく
・一般路でも情報提示がわかりにくいと思うことがある
・浅野先生が作られている教科書をぜひ高校生対象のダイジェスト版に!
・『情報デザイン』は様々な分野で使える
・『情報デザイン』という名前にセンスがない→ネーミング
今後の予定は、
・来年度『情報デザイン』甲子園
教員のみでなく、年齢層を広げ、学生や高校生と共にワークショップを
行うとの話が出ました
・『情報デザインワークショップ合宿』
⑥’「情報を収集したのであれば、まずば情報を発信していく(By浅野先生)」
懇親会では、将来の為に参考としていろいろお話いただきました。
また、“学会”の話をいただき、嬉しかったです。
☆感想☆
私は今日を楽しみにしていました。
有意義な時間を過ごさせていただきました。
浅野先生をはじめ、情報部会の先生方、参加者の皆さま
ありがとうございました。
普段、何気なく使っていたものも、
『情報デザイン』を学習することによって、
ものの見方、捉え方などの視点が変わり、改善点を考えている自分がいます。
観察力が優れるといいましょうか?!
何ごとにも興味関心をもって、
まずやってみることが大切であると改めて気づかせていただきました。
ぜひ、一人でも多くの方に、『情報デザイン』に興味を持っていただきたいと思います。
関連情報:
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