手代のあらです。
ワールドカップも終盤、
マスターの寝不足もようやく解消でほっと一息。
そんな今日この頃、突然メニューに現れたのが
こちらの「豚バラ、キムチ、きゅうり炒め」です。
いわゆる「豚キムチ」ですね。
真菜板の数ある季節料理の中でも、
ちょっと異色なムードを放っております。
なぜ今これを?と征子さんに聞いても、
ご自分でもよくわからないようす。
とにかく作ってみちゃおうと、
いつものひらめきで誕生したみたいです。
たしかに、
旬の野菜とビタミン豊富な豚肉ということで、
これは夏にぴったりのお料理。
さっそくいただいてみますと、
きゅうりのしゃきしゃきが効いててほどよく辛い。
定番のゴーヤチャンプルーと並んで、
食欲増進の一皿です。
ここでマスターが出してくださったのは、
「不老泉」の雄町。
一部常連さんの間で、三ツ矢ソースそのものに合うと噂の
不老泉とあって、
さすがに味の濃いキムチにもぴったりです。
そして後日。
女中頭のハルさんはこれをメニューに見つけたとたん、
「征子さん、豚キムチに卵黄をおとしてください!」
とご注文。
ハルさんの見事なアレンジアイデアに、
それがあったか~~!とどよめく店内。
真菜板自慢の卵を落として混ぜれば、
さらに濃く豊かな味わいになりました。
卵好きを自認する手代としても、
次回はぜひこれでいただきたいところです。
暑い夏には辛さも恋しいということで、
しばらくメニューにのっけておいていただきたい
このお料理、
ご来店の折にはぜひお試しのほど。