開運無濾過<山田錦・赤磐雄町>にごり、ラスト1本!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2012-02-23 テーマ:メニュー

アブラボウズの吟醸粕漬

番頭のばんです。

今日ご案内しますのは「アブラボウズの吟醸粕漬」。

アブラボウズとは魚の名前なんですが、ご存知ですか?
ギンダラの仲間の大型深海魚で、大きいものは体長180センチ、
重さ90キロにも達するといいますから、うちの店主より大柄。
<< 真菜板だより >>-アブラボウズの吟醸粕漬

その名のとおり脂ののりが半端ではないそうで、築地の魚屋
によると「刺身では2切れまでにしておけと言われるほどだとか。
(ちなみに、煮たり焼いたりすればもっと食べても大丈夫らしい)

今日はその脂ののりまくったアブラボウズの切り身を、贅沢な
吟醸酒粕の床にじっくり漬け込んだものをいただきます。
注文してしばらくすると、焼き台のほうからはプーンといい香り。
もうこれだけでも、テンションが上がってきます。

うっすら焦げ目のついたアブラボウズの粕漬けがついに登場。
写真でもわかるくらいの脂ののりで、表面はテラっと光り輝いて
いるではありませんか!
待ちきれないので、さっそく一箸。

ホロリとした身離れのよさはギンダラやタラを思わせますが、
口にすると明らかに脂ののりと甘さが違います。
なんと言いますか魚のイメージを超えた脂で、一瞬鶏かと思う
ほどのうまみの濃さがあります。
そこに練れた吟醸粕の風味とほどよい塩気が加わって、もう
こらえきれないほどの美味しさです。

と、店主がずらずらと酒のグラスを並べています。
どうやら合いそうな酒を並べて、アブラボウズとのマリアージュ
を実地検分しようという趣向のようです。その話、乗ったー!

店主のセレクトは、✚旭日純米吟醸改良雄町21BY、宗玄純米
山田錦、宗玄純米八反錦、長珍純米吟醸、竹鶴小笹屋。
さて、一箸アブラボウズをつまんでは、片っ端から酒をあわせて
まいりましょう!

「宗玄山田錦は合うけれど少し軽いかな」「長珍はもう少し甘い
方が粕漬けの風味と脂には向くか」「竹鶴は酸が際立つので脂
は切れるけどほかの味も切れてしまう」…などなど。
まあ、要するに言いたい放題言いながら、ただただ飲んでいく
という、いつもの店主と番頭のパターンでした。

さて、本日の研究(?)の結論。

店主のイチオシは、そのさわやかな酸、脂と粕の甘みと酒の
後味が絡みつき、全体をまろやかに包んでゆく絶妙なバランス
で✚旭日純米吟醸改良雄町21BY。

番頭のイチオシは、そのこうばしい香りと甘さ、酸の豊かさで、
重めの粕漬の味わいを軽やかにしてくれる相性の楽しさで
宗玄純米八反錦。

でも、結論を出した後に再度飲みなおすと、温度が上がったら
これも合うなとか、あの酒も試せばよかった・・・となりまして、
挙句の果てには「ほかの料理もやってみよー!」てな具合。

留まるところを知らない向学心(という名の呑兵衛のサガ)で、
真菜板の夜は更けていったのでありました。
最近の画像つき記事
画像一覧へ ]

Amebaおすすめキーワード

    1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト