雨降る安田記念の栄光
今年の安田記念は雨降る中で行われた東京競馬場でした。
第74回"安田記念"を制したのは、一番人気のJ.マクドナルド騎手が騎乗するロマンティックウォリアーでした。
ゴールの瞬間、マクドナルド騎手は一本指を高らかと突き上げてくれました。
ウイニングランでは雨がパラつく中で、終始笑顔のマクドナルド騎手でした。
ゴールの瞬間と言い、久しぶりに喜びを表現してくれる表情豊かな画を撮る事が出来ました。
ダービーではやらかしてしまいましたが、この安田記念では良い瞬間を撮らせて頂きました。
最後は表彰式でのレイと馬服を装着した優勝馬を。
スタンドが指定席になってしまっただけに、この画を撮るのも一苦労ですね。
観客とともに、雨の画で撮ってこの日はサクっとコンプリートしました。
2024.6.2 : 東京競馬場
6月の始まりは房総半島のローカル線で
6月の始まり、ルーティンのポートレート撮影は、久しぶりの房総半島のローカル線となりました。
往年のキハを使用した観光急行を脇役に、撮り鉄さんの合間を縫ってシャッターを押しました。
房総で走る往年の車両を脇役にしっかり撮りたかったので、この急行列車の運用は好都合でした。
夕方近くになると快晴になったので、西陽とともに田園地帯の駅で。
東京から近い関東の近郊で撮れるだけに、ポートレート撮影でも定番になっている場所ですね。
最近は北関東方面が多かっただけに、ちょっと一休みの6月のルーティンでした。
最後は定番の車両を脇役に撮りました。
ポートレートではこちらの車両の方が画になりますが、個人的にはヨンマルが良いですね。
そんなのんびりと撮った6月の始まりでした。
Model : Hakobe Chikuma
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
空飛ぶペンタゴンの飛来
5月の終わり、アメリカ合衆国オースティン国防長官を乗せたE-4Bが横田基地に飛来しました。
シンガポールへ向かう際、給油等の理由でクイックで立ち寄った空飛ぶペンタゴンでした。
朝に飛来の報を聞き、たまたまの平日休みにまさか撮れるとは思わなかった大物の飛来でした。
E-4Bに続いてオファット空軍基地所属の偵察飛行隊より、RC-135Sコブラボールも飛来しました。
長年軍用機を撮っているのにも関わらず、実はこの偵察機を撮るのは初めての事でした。
なかなか縁の無かった飛行機だけに、実はE-4Bよりこちらの飛来の方が私にとっては嬉しいものでした。
着陸から約2時間後、シンガポールへ向け国防長官を乗せたE-4Bが離陸しました。
天気だけが残念でしたが、日没間際だっただけにその迫力ある転がりを撮らせて頂きました。
E-4Bナイトウォッチを撮るのは6年振りの事で、撮れるうちに撮る事が出来て良かったです。
午後、横田基地に転戦して来るとハークやグロマスも撮る事が出来ました。
その昔、AIR FORCE ONEを撮った場所で一度着陸機が撮りたいと思っていたので、迷いもなくこの場所にしました。
ドン曇りな空だけにスカイショットより山や西東京の街を背景に、その大物の飛来が撮れて良かったです。
この週の始め激務が三日間続き、落ち着いたところの平日休みでしたが。
天気がイマイチだったものの、そんな天気なりに充実した撮影が出来た横田基地でした。
4月に続き5月も熱かった西東京の米軍基地でしたが、これで落ち着きそうですかね。
2024.5.30 : 米空軍横田基地
SAUDIA
5月下旬の平日休み、何かないかと尋ねてみたら羽田空港がサウジ祭りと言うので展開しました。
本来ならサウジアラビアの皇太子が来日する予定でしたが、急遽キャンセルとなってしまいました。
ただ関連する方々は来日しているようで、SAUDIAのチャーター便がB777-300を中心に飛来していました。
久しぶりに羽田空港インタミの展望デッキで、シャッターを押しました。
SAUDIA機の並びが撮れたり、初めてMinistry of FinanceのB737を撮ったりと充実しました。
インタミデッキは見える風景から、その昔の旧羽田空港展望デッキを思い出しますね。
B777-300の離陸はクライムの瞬間が撮れるかと、ギャンブルして場所をシフトしました。
1機は理想通りR/W22からの離陸でしたが、思いのほか高い上がりになってしまいました。
最後の1機はR/W16Rからの離陸で転がりしか撮れませんでしたが、まあ良しとしましょう。
何も予定がなくどうしようか迷った平日休みでしたが、思った以上に充実した1日でした。
2024.5.22 : 羽田空港
YOKOTA FSD Fly-off
週中の平日に松島へ展開していたので、週末は仕事となり横田基地友好祭には欠席となりました。
と言う事で週明けの夜勤明けで、帰投するそれぞれの機を狙いにちょっと展開してみました。
天気が雨上がりとなり、ちょっと残念でしたが戦闘機は撮れる時に撮りたいと出撃しました。
到着早々に米軍関係は、VAQ-138のE/A-18Gグラウラーが離陸してくれました。
そして、撮りたかったSouth Dakota ANGのF-16Cファイティングファルコンも続きました。
残念ながらラプターは翌日となりましたが、サクっと撮れて効率の良い展開となりました。
その後はHONDAジェットが翼フリフリで低い離陸をしてくれたり、
航空自衛隊から参加した305SQのF-15Jイーグルや、3SQのF-2が離陸し帰投して行きました。
自衛隊機は2機ともハイレートクライムでしたが、あっと言う間に雲の中へ消えて行きました。
最後に大型機のKC-135やC-17の離陸を撮ってコンプリートしました。
4月から意外と展開が多い西東京の横田基地ですが、この日もまた充実して撮る事が出来ました。
ANGのF-16は今回の松島でも撮りたかったですが、上手く休みと合わず残念でした。
2024.5.20 : 横田基地
千里同風"VIPER ZERO"の基地
松島基地と言えばブルーインパルスのホームとして有名ですが。
ここには第21飛行隊のF-2も配備され、その姿を見る事が出来ます。
そんな松島基地は2011年3月11日に津波を被り、第21飛行隊のF-2も大きな被害を受けました。
あれから13年、復活したF-2が飛ぶ姿もすっかり日常に戻っていました。
今回ブルーインパルスとの撮影のほかに、本物の戦闘機を脇役に撮る事も目的の一つでした。
フィールドアクロが終わると、3rdとナイトでF-2とともに撮る事が出来ました。
翌日は雨に降られながらも、1stから3rdまで色々と撮らせて頂きました。
目の前を転がる姿から、離陸に着陸まで充実した撮影が出来ました。
フライトキャンセルになる機もあったものの、お手振りまでありがとうございました。
航空祭でも訪れていた基地に津波が襲い、見慣れた光景が一変してしまったものの、
その対策工事に機体の修復まで完了し、再び力強い姿が見れる日常が戻って来ました。
そんな場所でモデルさんを撮らせて頂くと言う贅沢に、心より感謝しなければなりませんね。
またこの場所で撮れる日を、楽しみにしています。
Model : Midori Saito
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
Field Acro 6機4区分
翌朝一番のフィールドアクロは、6機4区分で実施された"ブルーインパルス"でした。
天気予報が外れ、朝から雨がパラついてしまい不安要素満載で向かいました。
それでも、6機のT-4は転がり離陸したので安心したのですが…。
水平系4区分だったので、6機編隊になるとそれなりに撮れると期待したところ。
天候悪化により途中でミッションストップとなり残念な結果となりました。
6機編隊になる直前の演目だっただけに、かなり悔しかったですね。
それでも前日にフィールドを観れた分、色々と撮らせて頂く事が出来ました。
いつかこのフィールドアクロで撮りたいと思っていたので、今回の成果は十分だったと思います。
ただ、また必ずリベンジしたいところですね。
1stでは一瞬天候が回復したものの、その後は本降りになったりシーフォグが出たりで…。
結局ブルーのフライトは3rdで、2機のみちょろっと上がったのみで終了となってしまいました。
それでも7機のスタティックも撮れたりと、この日も充実した撮影が出来ました。
震災の津波被害から13年、環境も一変したもののブルーが飛ぶ空がすっかり日常に戻った松島基地でした。
基地外周のコンビニで売っていたTシャツが、良い演出をしてくれましたね。
次回は青空6機で撮る事が課題と目標です。
Model : Midori Saito
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
Field Acro 4機1区分
5月中旬、航空自衛隊アクロバットチーム"ブルーインパルス"のホームで撮らせて頂きました。
冬くらいに話が出て春に決行しましたが、思い入れある場所で贅沢な脇役となりました。
その裏にはあの未曾有の災害があったからこそ、出来た部分もあると言う事を忘れてはいけませんね。
昼過ぎに到着と同時に、ランプアウトする4機のT-4"ブルーインパルス"の姿がありました。
この日のフィールドアクロについては、アナウンスされていたのは朝だったので諦めていたのですが…。
基地内からは音楽とMCの声が聞こえ、もしやと思い速攻でシフトしたところ始まりました。
薄曇りの白い空で4機のフライトだったものの、1区分で実施されたフィールドアクロでした。
到着していきなりだったので、どちらかと言うとそのアクロをしっかりと見て貰いました。
そんな中で、ブルーとともに撮らせて頂きました。
天気がちょっと残念だった半日でしたが、その後はスタティックで撮らせて頂きました。
夕方になると、ナイトアタックが始まりブルーのT-4もタッチ&ゴーを繰り返してました。
この時点で既にかなりの撮れ高でしたが、想像通りアクロとのコラボは難しかったですね。
Model : Midori Saito
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)