「ハート・エレキ」について

ちょっと過ぎちゃいましたが
AKB48 33枚目のシングル「ハート・エレキ」を楽曲提供させて頂きました！

この曲は60年代に日本で大ブームとなったグループサウンズ(GS)を意識して作られています。
その時代の方々も、今の自分もルーツの根っこは「Beatles」という部分では共通しているとは感じましたが、解釈が全く違ったのでこの曲に関してはかなり難産でした。

Youtube等でGS音楽を巡ってみると音楽的な特徴もさることながら、あの時代特有の情熱や歓声やノイズやファッションなど、音楽を取り巻く環境の部分の影響を凄く感じたため、現代のポップソングとしてアイドルグループが歌うにはどうアプローチすればいいのか？というのが最後のギリギリまで見えないままの作業でした。
ホント〆切の1分前とかまで作業していたのを覚えています。

ちなみに、最近になってふと思い出したんですが、20年以上も前に、僕の通っていた小学校に何故か「寺内タケシとブルージンズ」のメンバーがやってきてスペシャルライブが行われたのです。
札幌のいたって普通の一小学校に何故にプロのバンドがやってきて体育会でコンサートを行う事になったかは全く分かりませんが、僕にとってライブ初体験はGSだったことになります！たいした設備もない体育会なので音響は決して良くなかったはずですが、小学生ながらテケテケテケ～というギターサウンドは今でも覚えています。
その影響もあるかも！

毎度ながら展開の早いAKB48ですが、現代版グループサウンズとして面白がったり懐かしがったり、楽しんで聴いて貰えると嬉しいです。